ゲンキの時間【脳卒中の対処法と予防!脳出血・くも膜下出血・脳梗塞】 | 子なし夫婦の楽しい生活

ゲンキの時間【脳卒中の対処法と予防!脳出血・くも膜下出血・脳梗塞】

情報
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2024年2月4日放送の『ゲンキの時間』で脳卒中の正しい対策=「脳卒中の対処法と予防」について紹介されました。

教えてくれたのは医学博士の平野照之先生です。

 

 

最近はくも膜下出血や脳梗塞になる人が増えたような気がします。

そこで、万が一脳卒中になった場合でも慌てないように対処と予防についてまとめました。

 

脳卒中の対処法と予防

番組で紹介された「脳卒中」になった際の対処法と、予防法です。

なお「脳卒中」とは脳の血管に障害が起こる病気の総称で、「脳出血」「くも膜下出血」「脳梗塞」を含みます。

「脳出血」と「くも膜下出血」は血管が破れ、「脳梗塞」は血管が詰まることが原因で起きます。

 

【脳出血】脳内の細い血管が破れる病気で、血流障害や脳を圧迫することで頭痛やめまい、手足の麻痺など様々な症状を引き起こします。
【くも膜下出血】脳内の太い血管にできたコブが破れることによって起こり、激しい痛みや吐き気を伴い、意識を失うこともあります。
【脳梗塞】脳の血管が詰まることで脳細胞に血液が行き渡らず組織が壊死し、一過性脳虚血発作(TTA)が起きます。

 

脳卒中の対処法

「脳卒中」から命を守る3つのポイント

・発症は起床時に要注意!
・突然怒る強烈な頭痛がサイン
・病院へ頼ることが生死を分ける

 

脳卒中が起きると「頭痛」や「吐き気」といったような症状が出ます。

番組では脳出血とくも膜下出血になった2人の女性の例が挙げられました。これらの病気は後遺症が残ることもあるので、

◎1分1秒でも早く治療を開始することが大切

 

もう1人、脳梗塞を患った男性の例が挙げられました。症状(手足のしびれ)が出て続いたのに病院に行かず放置してしまったため、後遺症が残ってしまいました。

脳梗塞の一過性脳虚血発作(TTA)はすぐに症状がおさまるため放置してしまう人が多いそうです。

 

女性の1人は頭が痛い中、自力で病院に行ったそうですが、救急車を呼ぶのは恥ずかしいことではないので、身体に異常を感じたらすぐに119番をすることが大事!ということです。

 

脳卒中の予防法

前述した2人の女性のうち、1人はタバコをやめたそうです。スポーツクラブに通って運動もしているそうです。また食事では減塩も意識しているとのこと。

もう1人の女性も、仕事の帰りに2駅位歩くようにしているそうです。

 

脳卒中は「高血圧」が要因なので、体を動かしたり、減塩を心がけるのは大切ですね。

 

脳梗塞を患った男性は発症前はお酒が大好きで毎日飲んでいたそうです。「お酒の飲み過ぎが原因」とコメントしていました。

この男性は血圧が平常で高い時は「140/90」あったそうです。

このあたりも要注意のようです。

この男性は現在血圧管理を徹底して再発防止に努めているそうです。

また糖尿病のある人や心臓疾患のある人は脳梗塞のリスクがあるので、こちらも要注意です。

 

なお、「くも膜下出血」の場合、さほど痛みの強くない頭痛が数日から数週間続くことがあるそうです。これは「警告頭痛」と呼ばれるものですが、吐き気を伴う場合は要注意です。

こういった場合もやはり「病院に行く」ことが予防になるようです。

 

BE-FAST

予防法として脳梗塞のサイン「BE-FAST」が紹介されました。

B:Balance(身体のふらつき)
E:Eye(目の異常)
F:Face(顔面の麻痺)
A:Arm(腕の麻痺)
S: Speech(言葉の異常)
T:Time(急いで受診)

上のような症状がないかチェックして注意しましょう。

 

 

まとめ

この記事では、2024年2月4日放送の『ゲンキの時間』で紹介された脳卒中の正しい対策についてまとめました。

とにかく「脳卒中」(脳出血・くも膜下出血・脳梗塞)になった時は「病院にすぐに行く」ことが第一。またおかしな症状が出た時も受診をすることも必要です。

脳卒中の原因となっている「高血圧」に注意し、体を動かしたり過剰なアルコールは避け、減塩を意識するなどが予防といえそうです。

 

教えてくれた平野照之先生の著書

 

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