2024年5月18日放送の『中居正広の土曜日な会』で正しい食品冷凍術について紹介されました。
これからの季節、注意したい食中毒。
教えてくれたのは医師の佐藤昭裕先生と、ニチレイフーズ広報の笹峰舞依子さんです。
正しい冷凍をすることで美味しく食べられる期間も伸びるそうです。
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食品冷凍術
番組で紹介された食中毒を避けるための正しい冷凍術と美味しく食べるための冷凍術です。
豚肉の冷凍術
豚肉は金属性のトレーに乗せて急送冷凍します。
佐藤先生によると食中毒の原因となる細菌は基本的に-15℃以下になると繁殖が止まるとのことで、冷凍までの時間が短いほど増殖を抑えられるそうです。
1)ラップでしっかりと包む。
2)冷凍用の保存袋の中に入れる。
3)金属性のトレーに乗せて冷凍する。
なお、細切れ肉や薄切り肉は小分けにして保存します。
鶏肉の冷凍術
料理によく使う鶏むね肉やもも肉。
鶏肉は冷蔵では2〜3日間しかもちませんが、冷凍であれば約2週間美味しく食べられるそうです。
1)表面に砂糖を振ってなじませる。
2)冷凍用の保存袋に入れてお酒を少し加える。
焼き魚の冷凍術
余った魚は焼き魚にします。温かいうちにラップで包みます。
佐藤先生によると、魚に付着する腸炎ビブリオは熱に弱いので、火を通してから冷凍することでより安全になるそうです。
また寄生虫「アニサキス」対策としても「焼く&冷凍」が有効とのこと。
1)温かいうちに蒸気と一緒にラップで包む。
2)粗熱がとれたら保存袋に入れて冷凍。
・一度火が通っているので安全で美味しい。
・簡単に調理できるので忙しい時に便利。
焼き魚の解凍術
冷凍した焼き魚の解凍方法です。
1)耐熱皿に乗せて水を大さじ一杯をかける。
2)ラップをふんわりとかける。
3)電子レンジに入れて700Wで約1分30秒温める。
トマトの冷凍術
トマトはヘタを取って丸ごと冷凍保存します。
トマトは冷蔵では約1週間しまもちませんが、冷凍では約2週間美味しさを保てることができるそうです。
佐藤先生によると、トマトは特に下手の部分に要注意とのこと。
なぜかというとトマトのヘタ部分は形状が複雑なこともあり、大腸菌などの細菌が繁殖しやすいそうです。
1)汚れを洗い流し水気を拭き取る。
2)ヘタをカットする。
3)保存袋に入れて空気を抜く、
とうもろこしの冷凍術
より美味しく食べるための冷凍術です。
とうもろこしは冷蔵だと約2〜3日しかもちませんが、冷凍すると約1ヶ月、おいしい状態で保存できるそうです。
①ひげの先端を切り落とす
②皮付きのままラップにつつむ。
③保存袋に入れて空気を抜く。
なおとうもろこしを解凍する時は、ラップのまま電子レンジ600Wで約8分加熱すると、ゆでとうもろこし状態になり、おいしくいただけるとのこと。
まとめ
この記事では、2024年5月18日放送の『中居正広の土曜日な会』で紹介された正しい食品冷凍術についてまとめました。
今回取り上げられたのは次の食材の冷凍保存術です。
・豚肉・鶏肉
・焼き魚
・トマト
・とうもろこし
これから食中毒の季節。注意したいものです。
佐藤昭裕先生の著書
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