海外の動画配信サービスで配信されている映画やドラマを見たい!と思ったことはありませんか?
アクセスしてみても日本からはつながらず、がっかりした経験もあるのではないでしょうか。
海外の動画やライブ配信を日本から視聴するためにはいくつか方法がありますが、今回は「VPNサービス」を使う方法を中心に解説したいと思います。
VPN?なんだか難しそうと思った方安心してください!初心者にもわかりやすく解説しています。
この記事では次の3点にフォーカスしてお伝えします。
・日本から海外動画配信サイトが見られない理由
・VPNを利用して海外配信サイトと接続して視聴する方法
「VPN」を利用すると、
・アメリカや韓国のNetFlix
・iFlix(東南アジア版NetFlix)
・アメリカ版Amazonプライム・ビデオ
などのコンテンツを見ることができるようになります!
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短期契約もできる!
MillenVPN
海外の動画配信サイトに日本からアクセスする方法
日本から海外の動画配信サイトに接続して映画やドラマ、試合やライブを見る方法は主に3つあります。
②Webブラウザのプラグインを利用する
③browserlingを使う
今回の記事は「①VPN接続サービスを利用する」方法をお伝えするので、「②・③」についての説明は割愛させていただきます。
それでは、そもそもなぜ海外の動画配信サイトに日本から直接アクセスできないのかということについてざっくりと説明します。
「VPN」についての説明を分かっていただくには、このアクセスできない理由を理解しておく必要がありますので、ぜひ飛ばさずにお読みください。
海外の動画配信サイトに日本から直接アクセスできない理由
海外動画配信サイトに゙日本から直接できない理由は、その海外の動画配信サイトが日本を含め外国からの接続を拒否しているからです。
なぜ拒否しているのかというのは「著作権」の問題が主な理由と言われています。
(動画配信サービスによってはセキュリティー問題の理由もあるようですが、この記事では詳しくは触れません。)
IPアドレスとは
海外配信サイトがあなたのアクセスをどのように拒否するかというと、あなたがにアクセスした際、「これは日本からのアクセスだ」と認知し、接続できないようにします。
「日本からのアクセスだ」と判断するのはあなたの「IPアドレス」を見ています。
「IPアドレス」には主に「プライベートIPアドレス」と「グローバルIPアドレス」の2種類があります。
「IPv4」「IPv6」というのもありますが、この記事では必要ないため割愛します。
プライベートIPアドレス
「プライベートIPアドレス」はここでは直接関係ありませんが、少しだけ触れておきます。
プライベートIPアドレスはLAN等のように特定のネットワーク内で割り当てられるものです。社内ネットワーク等で使われています。
この変換をするのが「ルーター」です。
グローバルIPアドレス
「グローバルIPアドレス」とはインターネットに接続する時に割り当てられるものです。
「グローバルIPアドレス」は「ICANN」(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)という非営利団体の組織がを割り振りをしています。
「グローバルIP」は自分で勝手に決めることはできません。
あなたに割り振られたアドレスはあなただけのもの。同じIPアドレスを使っている人はいません。
そしてあなたに割り振られた「IPアドレス」は日本で割り振られたものなので、海外の動画配信サイトにそのままアクセスすると、「これは日本からのIPアドレス」だと判断して接続できないようにします。
そこで、このあなたに割り振られたIPアドレスを変えるのが「VPNサービス」なのです。
IPアドレスを変えることで海外の動画配信サイトから接続拒否を避けることができます。
海外の動画配信サイトをVPNを使って日本から接続する
「VPN」とは「Virtual Private Network」の略で、仮想の専用線で安全に通信する接続方法です。
平たくいうと、インターネット接続する際に、いったんVPNサーバーが置かれている場所を経由すると、接続したいサイトのサーバーがある国のIPアドレスに変更する、ということです。
VPNを利用するとIPアドレスを変えることができるので、海外の動画配信サービスのサイトから接続を拒否されません。
少し横道にそれますが、「VPN」接続サービスは海外サイトを見る時だけではなく無料のWi-Fiスポットを利用する場合の安全対策としても使えます。
例えばカフェでネットにつないだ作業をする場合、カフェで提供されるWi-Fiはセキュリティの保証を歌っているところはほぼありません。
つまりあなたの「IPアドレス」が他人に漏れても責任をとりませんよ、ということです。
悪意のある誰かがあなたのIPアドレスを知ることで上記のようなことを起こす可能性があります。
「VPN」接続サービス経由でネットに接続すれば、カフェやお店提供のWi-Fiを使っても安心です。
外でネット接続をする機会が多い人にとっては「使えるお得なサービス」といっても過言ではありません。
このようなVPN接続サービスを行っている会社は世界に多数あり、中には無料でサービスを提供しているところもあります。
VPN接続サービスを選ぶ時のポイント
VPN接続サービスを選ぶ時に大事なポイントは次の3点です。
・プライバシー
・スピード
セキュリティーとプライバシーは言うまでもないことですが、ストレスなく接続するためには「スピード」も大事なポイントです。
スピードが遅いと画像が汚かったり、映像の進みが遅かったり途中で止まったりしてしまうこともあります。
安心できるVPN接続サービスとは?
VPN接続サービスを提供するのは日本だけではなく、海外でも提供しているところが多数あります。中には「無料」のサービスもあります。
先ほど挙げた大事なポイントのうち「セキュリティー」と「プライバシー」に関しては、有料のサービスであれば、ある程度クリアーしていると考えていいと思います。
個人的には「無料」のサービスはおすすめしません。
ネット経験も長く「VPNサービス」を熟知している人であれば、「このサービスは安全ではないかもしれない」というのが分るでしょう。
しかしセキュリティー面のことを考えると、初心者のうちは無料サービスは避けた方がいいのではないかと思います。
また海外の無料VPNサービスでは日本語のサポート非対応の場合がほとんどです。日本語対応があるVPNサービスの方が何か問題あった時にスムーズです。
もちろん英語や外国語が得意な人は海外のリーズナブルなVPNサービスを探してみるのも選択肢のひとつです。
これらをあわせ考えると慣れないうちは「日本語対応の日本の有料VPNサービス」が安心ではないかと思います。
次の項目では、日本語対応の日本の有料VPNサービスを紹介したいと思います。
日本のVPNサービスを使って海外の動画配信サイトに接続する。
日本でVPNサービスを有料で提供していておすすめのものは次の2つです。
どちらも日本語サポート対応です。
①MillenVPN(ミレンVPN)
「MillenVPN(ミレンVPN)」(アズポケット株式会社)は日本製のVPNサービスで、サーバー数やサーバー設置国は日本トップクラスです。
同時接続台数は10台まで。シンプルで使いやすく、料金もリーズナブルと評判です。
使い方は難しい設定は必要なく、アプリをスマホやタブレット・パソコンに入れるだけ。
月額料金も396円からというリーズナブルな値段も魅力的です。(支払い方法はクレジットカード、銀行振込、PayPalです。)
また7日・15日・30日の短期契約もあるので、旅行や出張の際に使うこともできるので便利です。
なお、アンドロイドTVは非対応なようなのでご注意ください。また、サポートは365日対応ではなく平日のみで時間は10:00〜18:00です。こちらもご注意ください。
②インターリンク
「インターリンク」は1995年からインターネット接続サービスを開始した老舗プロバイダーです。
インターリンクのサービス『【マイIP/マイIP ソフト イーサ版】』は他のVPNサービス会社とは異なり、契約すると「固定IP」を割り振られます。
「固定IP」のメリットは、
・自宅サーバーを構築できる
・会社のサーバーやネットワークなどにアクセスできる
などがあります。
海外の動画配信でコンテンツを視聴するだけなら、これらはあまり関係ないかもしれませんね。
契約は「月額1,100円」プランのみ。
支払方法は、クレジットカード支払・NTT支払(電話料金合算)・口座振替支払です。
デメリットとしては、同時接続台数が1台だけという点です。
また口コミを見ると「時々つながらない」という声もいくつかあるようです。
ただ最大2ヶ月の無料体験あり。違約金なし。いつでも解約OKですので、まずは最初にお試しで使ってみるといいかもしれません。
⇒ インターリンク【マイIP/マイIP ソフトイーサ版】の詳しいサービスを見る
[番外編]日本語が使える海外VPNサービス
おすすめは先ほど紹介した日本のサービスですが、念のため次の2つの海外のVPNサービスも紹介しておきます。
どちらも日本語の説明ページがあります。(NorVPNは操作マニュアルも日本語対応)ただし、サポートは英語です。
NordVPN
業界内ではトップクラスの知名度や機能性で売上シェアが世界NO.1の「NordVPN」。
同時接続台数は6台までで、世界60カ国に合計で5800台以上のサーバーが利用できます。
運営会社はパナマですが、操作マニュアルは日本語対応です。契約・規約は英語なのでご注意ください。
料金は長期契約になるとかなりリーズナブルで、「2年契約で600円〜」です。1ヶ月プラン(2,200 円〜)もあります。
30日間の保証返金があります。
海外にお住まいの方が日本のサイトにアクセスする際にはスピードがすごく速くなったという声もあるようです。
SurfShark
「Surfshark」はオランダの会社で2018年設立のまだ新しい会社です。
利用可能な台数が無制限なのが魅力です。
長期プランには大幅な割引が適用され、定期的にキャンペーンがあり割引率も変わってきます。
料金は24ヶ月契約で「1ヶ月288円〜」。1ヶ月契約(1,588円〜)もあります。
料金はドルベースで設定されているので、為替相場の変化で料金が変わりますのでご注意ください。
なおサポート(メール・チャット)は英語対応になります。
「SurfShark」のサポートは要望もすぐ聞いてくれるなど、とても良い評判があります。英語が得意な人は「SurfShark」も選択肢に入れてもいいかもしれませんね。
まとめ
この記事では次の3つについてフォーカスしてお伝えしました。
・そもそもなぜ日本から海外動画配信サイトが見られないのかの理由
・VPNを使って海外配信サイトと接続して視聴する方方を解説
一番のおすすめは日本語サービスの「MillenVPN」ですが、使い方や予算・ライフスタイルなどを考えて自分に合ったものを選んでください。
今回の記事、あなたのお役にたてたら嬉しいです。
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