2023年9月29日放送の『よじごじDays)』(テレビ東京)で栄養をおトクに摂れる切り方について紹介されました。
野菜や果物は切り方によって栄養をムダにすることがあるんですって!
教えてくれたのは東京慈恵医科大学附属病院・栄養部の赤石定典さんです。
栄養をおトクに摂れる切り方
栄養をおトクに摂れる野菜・くだものの切り方です。
番組で紹介された切り方は次の4つです。
・ピーマン
・りんご
・白菜
ニラ
赤石定典さんによると、ニラは葉先と根元で栄養成分が異なるのだそうです。
・葉先:ビタミンCが豊富
アリシンは揮発性なので細かく刻むと活性化するとのこと。
そのため、ニラの根元は「小口切り」にするのが良いそうです。
ニラの葉先は細かく刻むとビタミンが流出しやすいので、ニラの葉先は「ザク切り」がおすすめだということです。
ニラはレバニラ炒めや餃子に使う人が多いのではないでしょうか。
レバニラ炒めにはザク切りの「葉先」、餃子は小口切りの「根元」を使うと良いということですね。
ピーマン
番組では「縦」に切るのと「横」に切るのと、どちらがピーマンの栄養をおトクにとれるか?というクイズ形式で紹介されました。
正解は「縦」でした。
理由は、「ピーマンは栄養素が縦に並んでいるため縦に切ると栄養素が流出しにくいから」ということです。
逆に「横」に切ってしまうと栄養素が流出しやすいのだそうです。
縦切りで栄養をキープですね!
リンゴ
リンゴの切り方ってくし型に切るのが普通じゃないの?
正解はなんと!「皮ごと輪切りにする」です!!
番組では横に6等分にしたリンゴの輪切りが写真に出ていました。
リンゴの皮には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。
輪切りにすると皮の面積も小さく耐えやすく、また芯の周りの密まで食べることができるというメリットがあります。
白菜
ビタミンやミネラルなどさまざまな栄養素を含んだ白菜ですが、白菜の栄養を無駄なくとるためにはどこから使うのがいいのでしょうか。
外側から使ってるけど・・・
正解は「中心部から使う」です。
白菜の中心分はうまみ成分や疲労回復成分のグルタミン酸が外側より豊富なのだそうです。
外側から食べると栄養豊富な中心部にたどり着く頃にはしなびてしまうので、中心部から使う方がいいとのこと。
確かに夫婦2人暮らしだと、白菜まるごと一個買っても頑張らないと食べきれないですもんね(汗)
ホウレンソウ(番外編)
ホウレンソウは「切り方」ではなく調理法についてでした。
・ソテー
・おひたし
「どちらの調理法がビタミンを逃しにくいか?」というクイズ形式で紹介されました。
正解は「ソテー」でした。
これは知ってる人も多いかも?
ホウレンソウに含まれるビタミンCは水溶性なので、ゆでると流出してしまいます。
ビタミンAは油に溶けやすいビタミンのため、油と一緒にとると吸収率が上がります。
おひたしにする時はレンジで加熱調理すると栄養が逃げにくくおすすめとのことでした。
電磁波が気になるという人は磁性鍋を使うと良いかもしれませんね。
まとめ
この記事では、2023年9月29日放送の『よじごじDays)』(テレビ東京)で紹介された栄養がおトクに摂れる切り方についてまとめました。
ニラとリンゴ、白菜については目からウロコでした(汗)
教えてくれた東京慈恵医科大学附属病院・栄養部の赤石定典さんの著書
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