2024年5月9日放送の『あしたが変わるトリセツショー』で血糖値を下げる食事法について紹介されました。
血糖値を下げる「インスリン」を分泌し続けるための食事法です。
健康診断の結果で次の数字より高ければ「高血糖」となり要注意です。
HbA1c/ヘモグロビンA1c (%) 6.5 (再検査)
血糖値を下げる食事法
「インスリン」を分泌し続けるための取り組みやすい食事法です
血糖値を下げる理由
糖が増えると、膵臓の中にあるβ細胞が「インスリン」を出して糖を減らす働きをします。
「β細胞」が要!
ところが不規則な生活を続けていると、このβ細胞の量や大きさが少なくなってしまうそうです。
次に紹介する「食事法」はβ細胞のパフォーマンスを高めるやり方です。そのため、血糖値を下げることになります。
やり方:ベーター細胞ハッピーごはん
番組では3人の視聴者に3食を次の時間に摂るようにしてもらいました。
昼食:12時〜午後1時
夕食:午後8時頃までに
この結果、3人ともそれまでよりも血糖値が上がらなくなりました。
つまりこれは、3食の時間をβ細胞が働く時間に合わせたものです。
インスリンは朝と昼は出やすく、夜は出にくいという特質があるのだそうです。
したがってβ細胞が活発なうちに食事をすれば、β細胞に無理させずに血糖値を下げられるとのこと。
不規則な食生活が続くと「時計遺伝子」(1日の食事の時間を記憶しインスリンの準備をする)に狂いが生じてβ細胞のパフォーマンスを低下させてしまうのだそうです。
規則正しい時間に食べられない場合は?
とはいえ、仕事の関係で夕食が遅い時間にしか食べられなかったりする人もいます。
京都医療センターの坂根直樹医師によると、そういう場合には
・夕方に糖質(おにぎりやパンなど)を食べる
・帰宅後は糖質の少ないおかずを食べる
をするようにすると良い、というアドバイスがありました。
注意点は 寝る前にドカ食いしない とのこと。
夜にスイーツを食べてカップラーメンを食べて..夜遅くまで起きて….といったような不規則な生活を続けるとβ細胞が減ってインスリンを出せなくなってしまいます。
しかし、いったんβ細胞が壊れて少なくなってしまっても、今紹介した食事法=規則正しく食べる、ことを続けていくうちにβ細胞も復活し、パフォーマンスも元に戻すことも可能とのことでした。
希望がありますね!
高血糖対策の基本
坂根先生によると、高血糖対策には食事だけではなく運動も必要とのことでした。
なおこのほか「運動のコツ」として、
・座りっぱなしを避ける
・30分に1会は立って軽い運動をする
ということもアドバイスされました。
まとめ
この記事では、2024年5月9日放送の『あしたが変わるトリセツショー』で紹介された血糖値を下げる食事法についてまとめました。
結論として、3食をβ細胞が活発なうちに食べる=規則正しく食べる(夜遅く食べない)ということになります。
ありきたりな結論だな、という感じもしないでもありませんが、改めて規則正しい生活が重要なことが分かりました。
また、血糖値が高くなったとしても規則正しい食生活を送ることで血糖値を下げることが可能だということは希望があります。
むしろ食事の時間のバランスを変えるだけで血糖値が下がるなら、嬉しいですね。
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