2023年10月3日放送の『バリューの真実』(NHK Eテレ)でおくちケアについて紹介されました。
『バリューの真実』はSixTONESがMCをつとめる「NHK Eテレ」の教養バラエティ番組です。
番組では高校生のお口の悩みを聞きそれを解決するというものです。
教えてくれたのは歯科医の石井さとこさんです。
↓石井さんの著書↓
番組のターゲットは中高生だけど、今回のお口ケアに関しては年齢に関係なく使えると思ったので、記事としてまとめ、シェアしたいと思います!
おくちケア
番組では次の3点について紹介されました。
②口臭予防
③口内炎が傷んだときの対処
健康な歯茎にする方法
「お口ケア」でまず大事なのは「歯ぐき」
細菌が歯と歯ぐきの間に入り込むと歯ぐきが炎症(腫れや出血し)を起こし、「歯肉炎」を起こします。
そうなると、歯を支える骨が溶けてしまい「歯槽膿漏」になり歯を失うリスクも!
歯ぐきを強くするポイントは次の2つ。
・歯みがき
・歯ぐきの血行をよくする
歯みがき
歯周病に効果的なのは「歯と歯ぐきの境目を、歯ブラシを45度に傾けて優しく磨く」ことです。
歯の根元が削れるくらい強く力を入れてガシガシするのはダメみたいですよ
歯ぐきの血行を良くする
歯ぐきの血行を良くする方法です。
1)歯ぐきの表の部分を一本、一本舌でなぞります。(1本につき1秒位が目安)
2)歯と歯の間の三角ゾーンを肌の上から指で押す
歯ぐきを舌でなぞり指で押すと、歯ぐきに酸素が行き渡るようになり、細菌に対する抵抗力が高まるのだそうです。
細菌が増えるのは、「ストレス」「疲れ」「ホルモンバランスの乱れ」に原因があるのだそう
ちなみに歯科医の石井さとこ先生によると、「歯肉炎かどうか見極める方法」として、「血が出たときはひとつのサイン」ということでした。
口臭予防法
口臭の原因は、歯と歯ぐきのスキマや舌に細菌が増えると、はがれた粘膜や食べカスを分解しますが、このときニオイが出ます。
これには「細菌を減らすトレーニング」をすると効果が出るそうです。
細菌を減らすトレーニング
「細菌を減らすトレーニング」は2つ。
・30秒の口ゆすぎ
・舌のトレーニング
30秒の口ゆすぎのやり方
1)20ml のぬるま湯を口に含みます。
2) 前歯・左右のほお・舌を10秒ずつゆすぎます。
「30秒の口ゆすぎ」を就寝時・食後・就寝前 に行います。
舌のトレーニングのやり方
舌のトレーニングのやり方です。
1)「レ」と声を出しながら舌を思い切り出します。
2)舌先が口の上の部分に触れるよう意識して「ロ」と言いいます。
3)上の「レ」と「ロ」を繰り返します。
この2つは「耳の下」「舌の舌」「あごの舌」を刺激し、唾液の量を増やします。
唾液は殺菌する働きがあるので、唾液の量を増やすこの「舌のトレーニング」が効果的だとのこと。
口内炎が傷んだときの対処
口内炎になったときに大事なことは「刺激を与えない」こと。
ただし、どうしても痛いときは、やさしく口ゆすぎ をしましょう。
「口ゆすぎ」のやり方です。
1)殺菌成分を含むうがい薬を口の中全体に行き渡らせます。
2)「い」「ん」のような母音の音を出します。
3)「ろう」の音を出します。
「い」「ん」では口が横に開くので、開き頬と歯の間に空洞ができ薬がよく行き渡ります。
「ろう」では巻き舌ぎみになるので、舌の裏までうがい薬が届くことになります。
SixTONESの森本慎太郎(もりもとしんたろう)さんの名前を言いながら口ゆすぎをすると、ちょうどいいみたいです(・・・と、石井先生のアドバイス)
なお、口内炎の原因ははっきりしたことはわかっていないそうですが、
・ストレス
・寝不足
・栄養不足
上の3つが原因ではないかと考えられています。
したがって口内炎ができたときには、十分睡眠をとって体を休めることが必要とのことでした。
まとめ
この記事では、2023年10月3日放送の『バリューの真実』(NHK Eテレ)で紹介されたおくちケアについてまとめました。
「歯茎の血行を良くする」方法は初耳でした。
「舌のトレーニング」はやってみたいと思います。
今回アドバイスをしてくれた石井さとこ先生の著書です
今回の記事、あなたのお役にたてたら嬉しいです。
↓よろしければこちらをポチッとお願いします↓
トリセツショーでも「オトナ歯みがき」について紹介されました。