2024年8月19日放送の『カズレーザーと学ぶ』で視野検査が紹介されました。
番組のテーマは【現代人を襲う目のトラブルの予防法】。
見える範囲が狭くなる現代病の問題が、慶應義塾大学医学部・眼科医の綾木雅彦先生から指摘されました。
視野検査
人生観の変わる新知識をあなたに
『#カズレーザーと学ぶ。』次回は8月20日(火)よる10時から放送!
テーマは『現代人を襲う目のトラブルの予防法』知らない間に視野が狭くなっている!?👀
目が日焼けすると最悪の場合、失明する!?
お楽しみに!
#カズレーザー#眼病 #日焼け pic.twitter.com/DVRtoZlSNZ— カズレーザーと学ぶ。 (@kazutomanabu) August 13, 2024
目のトラブルのひとつとして、 知らない間に視野が狭くなっている可能性があります。
それを調べるのが「視野検査」。(視力検査ではありません)
一般的に視野検査というのは、見える範囲と網膜の感度を調べる検査です。
番組では、「トンネル視野」になっていないかどうか調べるために、VRゴーグルのようなものをを装着して視野検査を行いました。
ちなみにトンネル視野については、番組では自分でチェックする方法も紹介されました。
視野検査の方法
番組では、ファインデックスが開発した視線分析型視野計「GAP」を使って、カズレーザーさん達が視野検査を行いました。
「GAP」は最新のアイトラッキング技術を使い、目で視標を追うだけで視野検査ができる、「視線分析型」の視野計です。
なお、こちらは医療関係専門の機械&システムなので、残念ながら個人ユースはできません。
もしあなたが医療関係者で興味がある場合にはファインデックスのこちらのページをご参照ください。
⇒ https://findex.co.jp/rd/gap/index.html
なお個人で視野検査を受けたい場合には眼科を受診します。
視野検査はたいていの眼科で行っていますが、必ずしもどこの病院でもファインデックスのGAPを使っての検査というわけではありません。
もしファインデックスのGAPでの検査を受けたいのであれば、事前に病院に問い合わせる必要があります。
ちなみに、この検査方法は年内中には多くの病院で採用される予定とのことです。
一般的な視野検査
現在、病院での一般的な視野検査は、視野計に顔を乗せて測定するタイプのものが多いです。
視野検査には「静的量的視野検査」と「動的視野検査」という二つの検査があります。
「静的量的視野検査」は中心のマークを見つめ、周辺に出現する小さな光が見えたら、手に持っているブザーを鳴らします。
「静的量的視野検査」では、さまざまな位置に明るさの異なる光が出され、光が見えたらブザーを押します。
視野検査にかかる時間
今お伝えした「一般的な視野検査」は視野の範囲や欠落部分を片目ずつ調べていきます。
両目が終わるまでに時間は20分ほどかかります。
ファインデックスのGAPだったら、もっと早く終わりそうですね。
視野検査の費用
視野検査は病院によって、また検査の種類や保険適用・負担割合などによって費用が異なります。
視野検査は保険適用されます。
健康保険が3割負担の場合、目安的には2千円〜3千円前後と考えると良いでしょう。
なお、視野検査で万が一病気が見つかった場合には治療費もかかるので、その点も考慮に入れておいてください。
視野検査でわかる病気は?
視野検査でわかる病気は、まず「緑内障」です。
検査では、視野の欠け具合や視野障害の程度から進行具合を判定します。
そのほか、視野検査で分かる病気として
・黄斑円孔・加齢黄斑変性・糖尿病網膜症・中心性漿液性脈絡網膜症・視神経炎 など。
また、眼底出血や脳梗塞など脳の病気が見つかることもあるようです。
まとめ
この記事では、2024年8月19日放送の『カズレーザーと学ぶ』で紹介された視野検査についてまとめました。
現時点ではまだ線分析型視野計「GAP」を使って視野検査できる病院が少ないようですが、今年中には多くの病院で採用されるということで期待ですね。
従来の視野検査でもある程度は調べることができると思いますので、心配な人は病院で調べてもらいましょう。
なお番組では目の日焼け予防のためのサングラスの選び方についても紹介されました。
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