5月23日に気象庁より発表されたカロリン諸島で発達中の熱帯低気圧は、ついに台風に発達。「台風1号・イーウィニャ」として発表されました。
この記事では台風1号の進路予想をします。気象庁だけではなく、「米軍」や欧州の気象機関からの情報もお伝えします。
台風1号イーウィニャの最新情報
【台風1号発生 週明け台風+梅雨前線 九州~東海は警報級の大雨の恐れ 早めの備えを】 https://t.co/QGn8xbd4Zu 今日26日(日)午前9時、フィリピンで台風1号が発生しました。台風の直接的な影響が出るのは、沖縄県の大東島地方と伊豆諸島。
— tenki.jp (@tenkijp) May 26, 2024
【台風発生】
5月26日(日)9時、フィリピン付近で台風1号(イーウィニャ)が発生しました。台風の発生はおよそ5か月ぶりです。台風そのものの影響は限定的とみられますが、接近前の28日(火)頃に前線による雨の強まりが予想されるため、大雨に要注意です。https://t.co/xvFzkvzILo pic.twitter.com/BrMUxd26yU
— ウェザーニュース (@wni_jp) May 26, 2024
tenki.jpとウェザーニュースによると
・沖縄県の大東島地方と伊豆諸島に影響の可能性
・5月28日(火)頃、台風前線により雨が強くなる可能性
としています。
それでは「気象庁」の情報を詳しく見てみることにします。
台風1号2024の気象庁情報
出展:気象庁
上の画像は5月26日(日)12時現在の気象庁の進路予想図です。
冒頭の「ウェザーニュース」や「tenki.jp」が伝えているとおり、フィリピン沖で発生した台風が今月末にかけて日本に向けて北上していくことを予想しています。
台風1号2024の勢力・速度・強さ
「台風1号」になる可能性のある熱帯低気圧の現在の勢力をみてみましょう。
5月26日(木)13時25分
中心付近の最大風速:20m/s(40kt)
最大瞬間風速:30m/s(60kt)
強さ:ー
5月23日12時の熱帯低気圧だった頃より最大瞬間風速も最大風速も大きくなっています。(5/23:最大瞬間風速:15m/s 中心付近の最大風速:23m/s。)
「風速」についてはこちらの動画をご参照ください。
それでは次に、米軍と欧州の気象機関の予想図も見ていきたいと思います。
参考にするのは次の3つです。
・ヨーロッパWindy
・欧州中期予報センター(ECMWF)
台風1号2024の米軍合同台風警戒センター(JTWC)の情報
引用: JTWC
ちょっと見えづらい画像ですが、上の図の右上の「ABPW」の文字の下あたりが日本列島です。
5月23日の時点では台風になっていませんでしたが、現時点では「TB01W EWINIAR」と名付けられ台風となっています。
・MEDIUM(オレンジ):台風・熱帯低気圧になる可能性はあるが24時間以上かかる
・HIGH(赤):24時間以内に台風・熱帯低気圧になる可能性がある
・SUB TORPICAL(水色):台風と熱帯低気圧の中間
・↖(赤矢印):熱帯低気圧または台風
それでは、次にヨーロッパの気象機関の予想図を見て見ることにしましょう。
台風1号20243のヨーロッパWindyの情報
【※】上の図の白地に赤色のボタン「▶」を押すと時間の経過の様子を見ることができます!
また、地図の上に「✋(手)」のマークが出ますので、そこで位置を色々変えて見ることもできます。
「Windy」ではハリケーントラッカーというのがあり、それによると上の画像のような予想をしています。
これは先程紹介した「気象庁」の予想とほぼ同じで、今週火曜から水曜日(5/28〜5/29)にかけて沖縄付近に近づき、その後北上して5/30〜5/31には本州・関東付近にまで近づくとしています。
台風1号2024の欧州中期予報センター(ECMWF)の情報
出展;ECMWF
上の図は現在5月26日の日本周辺の状況です。
残念ながらECMWFでは日本のあるEastern Aisa(東アジア)を選択すると南方が表示されませんが、South Asia(南アジア)を選択すると、確認することができます。
ちなみに下は5月30日(木)の予想です。
他の天気予報機関と同様に日本に近づいていくるのが分かります。
以上、気象庁、米軍合同台風警戒センター(JTWC)ほか2つのヨーロッパの天気予報機関の予想を見てみました。
台風対策は?
まだ日本全体に大きな影響が出るのか今の時点では分かりませんが、停電があったときに備えて懐中電灯やランタンなどを備えておくことをおすすめします。
電池の切れがないかも確認しておいてください。
LEDランタンは連続点灯時間も長くキャンプにも使えて便利です。
こちらの記事も参考になると思います。
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まとめ
今回は「台風1号2024」は発生するかと進路予想についてお伝えしました。
現時点で分かっているのは、
勿論、今後進路や上陸速度については変わる可能性があります。大きく変わった場合にはこちらに追記する予定です。
お読みくださりありがとうございます!
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