2024年2月11日放送の『健康カプセル ゲンキの時間』で目の不調の原因と対策にが紹介されました。
具体的には「疲れ目・かゆみ・目の乾き・目の汚れ」の原因と対策についてです。
教えてくれたのは医学博士の綾木雅彦先生です。
最近目の不調感じていませんか?
目の不調の原因と対策
加齢や乾燥によって起こる「疲れ目」「かゆみ」「乾き=ドライアイ」「目の汚れ」の原因と対策です。
疲れ目
綾木先生によると、「疲れ目」の原因は加齢で水晶体が硬くなりくなりピント合わせがつらくなり、そうなると目を酷使することになり「疲れ目」になるとのこと。
「疲れ目」の対策としては、「近くと遠くを交互に見る」のがおすすめ。
水晶体の厚みを変えるための目の毛様体筋のストレッチになり、疲れ目の軽減につながるそうです。
例えば、電車に乗ったらつり革と窓の外の景色を交互に見たりします。
かゆみ
綾木先生によると、「目のかゆみ」の原因は花粉症(アレルギー症結膜炎)によるものが多いとのこと。
花粉が目に付着すると、目からヒスタミンが放出。ヒスタミンが知覚神経を刺激することで「かゆみ」を感じます。
対策としては「花粉症用の目薬を正しく使う」。
目薬を症状から出る前に使うのがポイント!!
前もって目薬を使うことで目のかゆみが軽くなるそうです。
目の乾き
綾木先生によると、「目の乾き」の原因として1番大きく考えられるのが「ドライアイ」。
「ドライアイ」とは涙の不足などにより、目の表面が乾き不調が起こる病気です。
特に角膜が潤っていないのが問題なのだそうです。
これにより、目のピントが合わないといった問題が起きるとのこと。
うつや睡眠障害につながる危険もあるそうです!
綾木先生によると、原因は「不完全まばたき」によるものなのだそうです。
人のまばたきは「1回=約0.3秒」・「1分間に約20回」。しかしこれに満たない人が増えているようです。
意外な原因が「スマホやパソコン」。
スマホに集中するとまばたきの回数が減少してしまいます。
特に横になってスマホをやってしまうと、目のスマホの距離が近づき目への負担も大きくなります。
綾木先生によると、「スマホをする時には目線だけ下げるように心がけましょう」とのこと。
またスマホの光量を下げたり、ナイトモードにして目への負担を軽減するのもおすすめです。
完全まばたきの方法
目の乾き(ドライアイ)の対策として「完全まばたき」が紹介されました。
「完全まばたき」のやり方は簡単!
①まぶたをしっかり下ろしきって、その状態で1秒間キープ
②ゆっくり目を開けます。
これを何度か繰り返します。
目を長時間使ったときには10回ほど行います。
綾木先生の研究では、これを10日間続けると目の不調が改善したそうです。
目の汚れ(マイボーム腺の詰まり)
番組ではこのほかに「目の汚れ」についても紹介されました。
目の周りに小さな白いブツブツできてませんか?
「マイボーム腺」とはまつ毛のすぐそばにある器官で、油分が分泌され涙の蒸発を防いでくれます。
しかしヘアメイクや目に入るゴミなどによってマイボーム腺が詰まってしまいます。
そうなると油分の分泌が不十分となり目が乾きやすくなってしまいます。
ヨコ洗顔
目の汚れ(マイボーム腺の詰まり)対策として紹介されたのは「ヨコ洗顔」。
こちらもやり方は簡単!
「人差し指と中指でまつ毛の際を優しくなでるように10往復ほど動かします。」
マイボーム腺の詰まりが解消。油分の分泌が増え涙の蒸発を防くので「目の乾き(ドライアイ)」対策にもなりますね。
顔を洗う前にお湯で「ヨコ洗顔」をするのが良いそうです。
まとめ
この記事では、2024年2月11日放送の『健康カプセル ゲンキの時間』で紹介された目の不調の原因と対策についてまとめました。
目の不調のには「完全まばたき」と「ヨコ洗顔」で対策するのが良いということが分かりました。
電車に乗ったら遠くと近くを交互に見ることもやってみたいと思います。
教えてくれた綾木雅彦先生の著書
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