2024年11月29日放送の『ララLIFE』はガンプラ塗装がテーマです。
お笑いタレントの片桐仁さんが、ガンプラ塗装界のレジェンド・らいだ〜Joeさんに教えを受けますが、あえて「汚す」という塗装作業を行います。
そこでこの記事では、カンプラを汚す塗装=ガンプラ汚し(ウエザリング)の疑問(簡単?初心者にもできる?必要な道具は?やり方は?など)についてまとめました!
ガンプラ汚し(ウェザリング)
ヤスリを使わない、筆を使わない、シンナーを使わない、どんどん出来上がる!そんな夢のようなガンプラ制作だす! #ララLIFE https://t.co/QRR7CYxm2a
— 片桐仁なう (@JinKatagiri_now) November 26, 2024
ガンプラ塗装界のレジェンドらいだ〜Joeさんに会いに大阪を訪れた片桐仁さん。
ヤスリや筆、シンナーを使わずに、ガンプラに汚す汚し塗装をほどこします。
ガンプラ汚しとは、機動戦士ガンダムのプラモデルに泥汚れや雨垂れ、スス汚れや錆びなど、色々な汚れをほどこす手法で、「ウェザリング」とも呼ばれています。
わざと汚すことでリアル感がぐっと増します。
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ガンプラの汚し加工
ガンプラ汚し(ウェザリング)は汚れを加えるだけではなく、傷をつけることも含まれます。
これは「ダメージ加工」とも呼ばれ、カッターやスチールバー(鋼製の回転式研削器具)で削ったりします。
例えば「けがき針」(金属材料の表面を引っかいて傷をつけて線を引き、その線を目印に加工するための道具)を使ってクラック感を演出することもできます。
ガンプラ汚しでどんな表現をするかが重要
ガンプラ汚しでは、戦場のリアリティを追求した表現が求められます。
例えば泥や錆び、弾痕や焦げ跡などを追加すると、戦闘の痕跡が表現できます。
また、汚し具合を調整することで、例えば、湿地帯での長期戦や砂漠での戦闘など、具体的なシナリオを想像させることもできます。
ガンプラ汚しで宇宙での戦いの表現の仕方もある
地上でなく、宇宙で戦闘したことを思わせるガンプラ汚しというのも存在します。
これは、宇宙での戦いを想像しながら汚し塗装をするというものです。
宇宙に行ったことがないのにわからないけど?
「ジンのガンプラ研究室」さんのnoteには、ガンプラの「宇宙での汚れをリストアップしてみた」というタイトルで書かれており参考になります。
ガンプラ汚しは簡単?
ガンプラ汚しが簡単と感じるかどうかは、その人の技術や経験によって異なりますが、基本的な汚し作業は比較的簡単です。
しかし、より精密でリアルな表現を追求するには、細かな技術や経験が必要です。
よりリアルな表現を出すには練習と試行錯誤を重ねていくしかありません。
ガンプラ汚しは初心者でもできる?
「ガンプラ汚しは簡単?」のところでもお伝えしたように、基本的な汚し作業はシンプルで、塗料や道具の使い方を少し学べば、初心者でも楽しむことができます。
例えば、ウォッシングやドライブラシといった技法は、初めての人でも取り組みやすいです。
基本的な汚し作業で慣れてから徐々にステップアップし、よりリアルで細かい表現のガンプラ汚しに挑戦してみましょう。
インターネット上には多くのチュートリアルや動画がありますので、参考にしてみてください。
ガンプラ汚し塗装のやり方
ここではまず基本塗装を行ってから汚し塗装を行う方法について説明します。
なお番組ではヤスリや筆を使わない塗装を行いますが、こちらで紹介するのは筆を使う一般的なやり方です。
初心者の方にはこちらの動画がおすすめです。
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ガンプラ汚し塗装の順番
ガンプラ汚し塗装の順番です。
①下準備: まずはガンプラを組み立て、基本塗装を行います。
②ウォッシング: 希釈した塗料を全体に塗り、余分な分を拭き取って陰影をつけます。
③ドライブラシ: 少量の塗料を乾いたブラシで凸部分に刷って、磨耗や傷の感じを出していきます。
④ピグメント: 泥や砂を再現するためにピグメント(顔料)を塗ります。
なお塗装が終わったら、ホコリのない場所で乾燥させます。
ガンプラの汚し塗装のマーカー
ガンプラの汚し塗装に使うマーカーはエッジハイライトやディテールの強調、汚れや錆の表現をするときに使います。
通常の塗料と異なり、細かい部分にも簡単に色を付けられます。
必要な部分に直接塗り、その後ティッシュや綿棒で軽く拭き取るだけです。しかも乾燥が早いので効率的です。
色の種類も豊富で、自分の好みに合わせた表現ができます。
リアルタッチマーカーの使い方が参考になります。
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ガンプラを汚しすぎない塗装
ガンプラの汚し塗装(ウェザリング)に慣れてくると、「汚しすぎ」をしてしまうことがあります。
これについての解決方法としては、一気にウェザリングをしないで、ちょっとずつ汚しを入れてバランス取りながら行うことです。
ずっと見ていると目が慣れてしまうので、作業中ひと休みを入れましょう。鏡に映し出してみるのも手です。
そうすることで客観的に見れるのでバランス調整もできます。
また、全体をいったん通常塗装をしてから汚し塗装をするのもありです。
いったん通常塗装をすると全体が見えるので、汚しすぎを避けることができます。
ガンプラのウエザリングで使う道具
ガンプラの汚し塗装(ウェザリング)で使う道具です。
これらは絶対使わなければならないということでもありませんし、これ以外でもガンプラ汚しに使えるものもあります。
目安として参考にしていただければと思います。
ウォッシング
ウォッシングで使うのは、ウェザリングカラーと薄め液、メラミンスポンジです。
チッピング
装甲の塗装が剥げた感じを表現をする(チッピング)にはマーカーを使います。
ドライブラシ
磨耗や傷の感じを表現するドライブラシは塗料が必要です。
また、最後にコート剤でつや消しを行います。
ガンプラのウェザリングの道具は100均で手に入る?
汚し塗装(ウェザリング)をするために使うヤスリや筆、作業用のゴム手袋は100円ショップで手に入ります。
ヒイラギさんのnoteにはダイソーやセリアで手に入る道具を紹介しています。
ダイソーやセリア以外でもこれらの道具は置いてあると思いますので、是非活用してみてください。
まとめ
この記事では、2024年11月29日放送の『ララLIFE』で紹介されたガンプラ汚しの疑問についてまとめました。
ガンプラというと男性の趣味という感じがしますが、女性でもガンプラづくりを趣味にしたり極めている人達もいます。
クリエイティブなことに興味がある人であれば、汚し作業も含めて楽しめるのではないかと思います。
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