2024年4月22日放送の『あさイチ』で相性のいいケアマネの見つけ方について紹介されました。
介護の経験者の女性と、介護・暮らしジャーナリストの太田差恵子さんがアドバイス・解説してくれました。
今回のテーマは「親の介護」。それに関して相性のいいケアマネージャーを見つける方法をまとめました。
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一人一人が身につけるべき介護の知識
相性の合うケアマネの見つけ方
親の介護に関して、相性の合うケアマネの見つけ方についてです。
「ケアマネージャー(ケアマネ)」とは介護の具体的なプランを作ってくれる人のことです。
親に異変があった場合、「地域包括センター」に連絡します。そして親が「介護認定」されたら必ずつくのがケアマネージャー。
要介護認定を受けると「ケアマネージャーリスト」が手渡され、そこから一人選ぶことになります。
介護が始まれば月に1回現状報告をするので、必ず顔をあわせることとなりますので、ケアマネとの相性は大事です。
話しやすい人がポイント
太田差恵子さんによるとケアマネージャーを選ぶポイントは「話しやすい人」。
ここまで話してもいいかなと思えるような人が良いとのことです。
ケアマネのリストだけで選ばずに、決める前に実際話ししてみた方が良さそうですね。
近所の人やデイザービスのおすすめの人を紹介してもらう
駒村多恵さんのケアマネの選び方は
・近所の人に聞く
・デイサービスの見学をして相談員さんにおすすめの人を紹介してもらう
とのことでした。
実際、ケアマネさん4人に候補を絞って実際会って話しをしてみて決めたそうです。
介護経験のある3人の女性からのアドバイス
番組では実際親の介護をした3人の女性から「ケアマネージャー」の選び方についてアドバイスがありました。
ケアマネージャーの専門を聞いてみる
要介護認定を受けると、膨大なケアマネージャーのリストを受け取ることになります。
そこには、ケアマネさんの名前・所属・連絡先が掲載されてありそこから1名を選ばなくてはなりません。
認知症の父親の介護経験のある40代の女性は、「ケアマネを探す時は専門性を聞いてみる」のがいいとアドバイスをしてくれました。
ケアマネは医療・在宅介護・医療職との連携など得意分野があるそうです。
この女性は「認知症の介護を得意なケアマネさんは?」と聞いてみたところ、2名のみだったので、それほど迷わずに決められたとのこと。
どうしても相性が合わないケアマネは変えられる
母親を1年介護した50代の女性は「どうしても相性が合わないケアマネは変えられる」とアドバイスしてくれました。
この女性の最初のケアマネさんは強めの人だったので、どうしようかと思い悩んでいた時に、地域包括センターに相談したところ、ケアマネージャーを変えることをアドバイスされたそうです。
ケアマネさんも寄り添ってくれる人と、強めの人(性格的に)と色々いるので、介護を受ける親と相性が良くないなと感じたら変えた方が良さそうです。
ただし途中で変えると関係をイチから構築することが必要だったり、変えたからといって次の人が合うかどうかは分からない、といったリスクもあります。
一人で抱えない
父親を9年間介護した60代の女性は「悩みはためこまずケアマネにちょこちょこ相談したほうがいい」とアドバイスしてくれました。
悩みをちょこちょこ相談すると、ケアマネさんが色々な解決策を提案してくれるそうです。
この女性は自分より体重の重い父親をベッドから起き上がらせることにとても苦労していたそうなのですが、ケアマネージャーさんから「介護保険の範囲で借りられる介護ロボット」をレンタルできることを教えてもらったそうです。
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まとめ
この記事では、2024年4月22日放送の『あさイチ』で紹介された相性のいいケアマネの見つけ方についてまとめました。
相性のいいケアマネージャーを見つけるためには、まず最初に実際会って話してみること。そして「話しやすいな」と感じる人に決めるのが良いとのことでした。
そして決まったらこまめに話して相談することも必要。また、合わないなと感じたら途中でも変えることもできるそうです。
今回アドバイスしてくれた太田差恵子さんの著書
番組ではこの他に介護経験のある女性からのアドバイスがありました。
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