2024年1月14日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』で逆流性食道炎予防の「横隔膜体操」について紹介されました。
教えてくれたのは東京医科大学大学病院の医学博士・河合隆さんです。
「逆流食道炎」とは胃酸が食道に逆流し炎症を起こす病気で、胸焼けや胃もたれ、胃酸が逆流するなどの症状が出ます。
日本人の3人に1人が罹患しているとも言われている「逆流性食道炎」。
番組では横隔膜体操のほかに、日常気をつけるべきことも河合先生がアドバイスしてくれました!
横隔膜体操
番組で紹介された「横隔膜体操」です。
横隔膜は胸腔と腹部とを仕切っているドーム状の薄い筋肉でできた膜です。
ここを鍛えることで逆流性食道炎の予防ができます。
横隔膜体操のやり方
1)足を肩幅に開いて背筋を伸ばし、両手を頭の後ろで組みます。
2)ゆっくり息を吸いながら、お腹をふくらませます。(手も上にあげていきます)
3)息をはきながら、かかとを真上に上げて全身を伸ばします。(両手は頭の真上で伸ばします)
これを10回行います(=1セット)
※ただし食後に行うとかえって逆効果の可能性があるので必ず食事前に行ってください。
毎日継続することが重要です!
背筋を伸ばすだけのカンタンな運動ですね!自宅で手軽にできます。
逆流性食道炎予防の注意すべき生活習慣
番組では男女3人が1日のルーティンを撮影し、それに対して河合隆先生がチェックと改善策をしてくれました。
▶胃を刺激して胃酸を過剰に分泌させるため、逆流食道炎の原因に。
毎日食べるのは危険。適度な量に押さえて食べましょう。
▶食後にすぐに歌うとお腹に力がかかり、腹圧が上がるため胃酸が逆流する危険がある。
食後すぐに歌うのはNGとのこと。
▶胃酸が過剰分泌します。
これも適度な量を飲食することが大切ですね。
▶右側を下にして寝ると胃液が食道に流れ込んでしまう。
これは初耳でした!仰向けに寝るのが良さそうです。
自分に合う枕で快適な睡眠をとりたいものですね。
▶前かがみの姿勢は腹部を圧迫してしまい、胃酸が逆流しやすい。
同じ姿勢を続けずこまめにストレッチをしましょう。
▶お腹をしめつけることで腹圧がかかり胃酸が逆流する原因に。
女性はスリムに見せるためにウェストをキツくしめがちになりますが、なるべくお腹を締め付けない服装がいいとのこと。
「逆流食道炎になりやすい行動」として次の一覧が紹介されました。
・食べてすぐ 運動する・入浴する・歌う
・ストレスの多い生活
・辛いものの食べ過ぎ
・暴飲暴食
・右を下にして寝る
・猫背
・お腹を締めつける服装
また高齢の方は「ピロリ菌」に注意!とのことでした。
まとめ
この記事では、2024年1月14日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』で紹介された横隔膜体操についてまとめました。
「逆流食道炎になりやすい行動」を見たら、当てはまるものが多くて驚いてしまいました。
実は私も「逆流性食道炎かな?」と思うことがたまにありますので、この横隔膜体操を積極的に取り入れたいと思います。
あなたは大丈夫ですか?
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