2024年4月21日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』で認知症早期発見のポイントについて紹介されました。
教えてくれたのは金沢大学・脳神経内科学の教授で医学博士の小野賢二郎さんです。
認知症は早く対策を取れば進行を抑えることができるそうです。
認知症早期発見のポイント
認知症早期発見のポイントとして次のようなポイントがあります。
・車を止めた場所などが分からなくなる
・思った言葉がなかなか出てこない
・ニオイが感じにくくなった
ちなみに「物忘れ」と「認知症」の見分け方としては、
内容の全てを忘れてしまう=認知症の可能性
というのが目安とのこと。
また、「身近な人がちょっとした変化を気にかける」というのも早期発見のポイントなのだそうです。
家族が離れている場合には、電話で
「10分前に話ししたことを覚えている?」
「買い物活けてる?掃除や料理はできている」
など日常生活がいつもどおりできているか聞くのが良いとのことです。
なお、認知症は「精神神経科・脳神経外科・老年科・脳神経外科・もの忘れ外来・認知症外来」で診てもらうことができます。
緑茶は認知症予防効果あり?
番組では認知症の治療を受けている患者さんにインタビュー。その中で「緑茶を1日2杯以上」飲んでいると答えていました。
小野先生によると、緑茶は、緑茶に含まれるポリフェノールが認知症の原因と言われているアミロイドβを蓄積を抑える働きをするのだそうです。
「緑茶の習慣と認知機能」の研究では、5年後の認知機能低下を見たところ、毎日飲む人と緑茶を飲む習慣がない人とでは2倍以上の差があるというグラフが写し出されました。
やはり緑茶は認知症予防に良いよいです。
まとめ
この記事では、2024年4月21日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』で紹介された認知症早期発見のポイントについてまとめました。
現在認知症の治療には、「LIPUS」という超音波治療や「レカネマブ」という新薬など画期的な治療が生まれてきているとのことです。
LIPUSは2026年の保険適用を目指しており、レカネマブもかなり近い将来、病院で治療薬として使用が開始されるとのこと。
医療現場はどんどん進化しているということで希望が持てますね。
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