2023年12月25日放送の『ヒルナンデス』でクリームシチューをお店の味にするコツをが紹介されました。(「クリームシチューコツテスト」というコーナーの中で紹介されたものです。)
クリスマスにはクリームシチューを作る人も多いのではないでしょうか。
コツだけではなく、「正しいクリームシチューの作り方」や「NGな作り方」も分かります!「NGな作り方」をしていないか、ぜひチェックしてみてください。
なおこの記事は、「お店のような美味しいクリームシチューが作りたい!」という方向けで、何度か「クリームシチュー」を作ったことがある前提です。
(クリームシチューを全く作ったことがない人が読むと分かりづらいのでご注意ください。)
クリームシチューのコツ
番組で紹介されたクリームシチューをお店の味にするコツです。
クリームシチューの正しい作り方・NGな作り方がクイズ形式で紹介されました。
ポケモンのサトシ役の声優・松本梨香(まつもとりか)さんと、新婚のニコルさんがクリームシチューの正しい作り方についてクイズ形式で対戦しました。
鶏肉を炒める時
鶏肉を炒める時に間違っている行動は「火が通るまでしっかり焼く」です。
しっかり焼くとお肉が硬くなってしまいますし、お肉が焦げてしまうからです。
お肉の焦げが溶け出してシチューの色が茶色っぽくなってしまうと、管理栄養士で料理家の柴田真希さんが教えてくれました。
柴田真希さんの著書
鶏肉を炒めるのは表面が白くなる程度でOKです。
野菜をおいしくするコツ
鶏肉を炒めたら野菜を加えていきますが、この時「ブロッコリー」は一緒には炒めません。
ブロッコリーを他の野菜と炒めるとバラバラになってしまい、見た目の悪さの原因になります。
ブロッコリはーお鍋で1分30秒ほど茹でておきます。
野菜も鶏肉と同様に、火を通さず油をからめる程度でOKとのことです。
なおブロッコリーを水洗いするとボロボロになりますが、コツは上から水をかけずに反対の茎側から水をかけるとすき間に水が入って汚れが落ち、荷崩れを防ぐことにもなるそうです。
シチューなど煮込み料理は、じゃがいもは皮をむいて水にさらさなくてOKです。
具材を炒めた後のひと手間
鶏肉と野菜を炒め終わった後に白ワインで蒸し焼きにすると美味しい仕上がりになります。
白ワインを加えることで鶏肉のくさみを取り食感もふっくらさせることができるそうです。
白ワインがない場合には料理酒でもOK。(料理酒の場合も大さじ2)
白ワインを加えた後は弱火で5〜8分蒸し焼きにします。
このひと手間がクリームシチューをおいしい仕上がりにしてくれるそうです。
具材を煮込む
具材を煮込み、野菜にようじが通るくらいに柔らかくなったらいったん火を止めて、小麦粉とお水を入れて少しずつ小麦粉を溶かし煮込んでいきます。
煮込む時には鍋のフタをせず煮込みます。
ふたをすると匂いがこもり、おいしさが半減してしまうとのこと。
基本、「煮込み料理はふたをしない」そうです。
なお、鍋のこげに注意しましょう。
時々、おたまなどで鍋のシチューをすくい上げるように全体をかき混ぜます。
煮込んだ後のひと手間
シチューを煮込んだら「クリームチーズ」を加えると濃厚かつクリーミーな仕上がりになるそうなので、ぜひ試してみてください。
2人前につき100g程度入れるのが目安とのこと。
ルーを使っておいしくするコツ
シチューのルーを使う場合には、ルーを入れたら5分放置します。(すぐにかき混ぜません)
溶け切らないまま混ぜるとダマの原因になるとのこと。
その後はフタをして予熱で溶かし、溶かした後に具材を混ぜ合わせます。
ゲストの声優・松本さんはルーをすりおろして使っているとのこと。とろっとした食感になりおすすめだそうです。
仕上げに関するコツ
最後にコンソメスープの素を小さじ1加え、200mlの牛乳で伸ばします。
牛乳を入れたあとは、「沸騰しないようにする」が正解です。
「沸騰してから3分煮込む」のはNG❌です。
理由は、牛乳はタンパク質を含んでいるので加熱すると固まってしまい、口溶けの悪いシチューの原因になるからです。
牛乳は沸騰が収まってから入れるのがコツなのだそうです。
まとめ
この記事では、2023年12月25日放送の『ヒルナンデス』で紹介されたクリームシチューをお店の味にするコツについてまとめました。
クリームシチューを美味しくするには、白ワインやクリームチーズを使うのがポイントです。また間違った調理方法にも注意ですね。
今まで鶏肉をしっかり炒めていたり、最後にシチューを沸騰させたりしていたので反省です!💦
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