この記事では、2024年10月22日放送の『ノンストップ』で紹介された、自宅で楽しめる「テーブル茶道」についてまとめました。
教えてくれたのは日本テーブル茶道協会代表理事の神林浩子さんです。
手軽にできるテーブル茶道が口コミで広まり人気です!
テーブル茶道
番組では次の4点にフォーカスして紹介されました。
・テーブル茶道に使うの道具
・抹茶の点て方
・テーブル茶道にあう茶菓子
・濃茶の紹介と点て方
テーブル茶道の道具
本来の茶道具では次の4つが必要です。
①専用の器
②棗(なつめ)
③類(まっちゃるい)
④茶杓(ちゃしゃく)
しかし、「テーブル茶道」の場合には家にある道具で大丈夫です。
(※上記の「本来の茶道」のものに置き換えてください。)
②ガラスの保存瓶
③茶こし
④ティースプーン
●なお、テーブル茶道でも茶筌(ちゃせん)は必ず必要ですので、茶筌も準備しておきましょう。
茶せんは抹茶をかき回して泡立てる道具です。
泡だて器はNGです。
茶筌は安いものであれば千円位から高いものは1万円超えのものまであります。
茶せんは消耗品なので国産のお手頃で使いやすいものを準備するのがおすすめです。
なお使うのは「抹茶」ですが、お茶の選び方の目安として「◯◯園」といったお茶屋さんの名前がついたものがおすすめ。
お茶屋さんが石臼でひいたものがおいしいとのことです。
抹茶の点て方
抹茶の点て方です。
1)お湯を器(茶わん)に入れて茶せんを温めます。
なお茶せんは10分前に水でつけておくと折れにくく匂い移りを防ぎます。
2)お湯を回すようにして器を温めます。(口をつけるフチまでお湯を入れて温めます)
お湯を器に入れたら大きく2回半ほど回して温めます。
3)器のお湯をあけて、ふきんで器を拭きます。
4)抹茶・ティースプーン一杯半(約1.5g)を茶こしに入れて器の上で茶こしでこします。
くるくる回すようにこします。こうすることでダマになった抹茶が細かく均等になります。
5)お湯を少しだけ入れて(お湯50ccのうち20cc)、ダマがなくなる程度に軽く混ぜます。
6)残りのお湯を入れ、茶せんを前後に素早く動かします。手首を使って数字の「1」を書くようにたてます。(力入れません)
7)表面に泡がたったらできあがりです。
濃茶(こいちゃ)
千利休は当時の戦国武将が飲んでいた「濃茶(こいちゃ)」。
「濃茶」の点て方は先ほど紹介したやり方と同じ要領で行います。
通常の点て方との違いは「お茶とお湯」の分量で、
・「抹茶・ティースプーン一杯半(約1.5g)」に対して、濃茶の場合は「4g」です。
・「お湯50cc」に対して濃茶の場合は「20cc」です。
お茶の量が倍で逆にお湯が半分になるということですね。
コーヒーで言うならエスプレッソのようなイメージです。
なお「濃茶」の値段は薄茶(いわゆる普通のお茶)の2〜3倍ほどします。
神林さんによると、「濃茶」は懐石料理をいただいた食後にお菓子をいただき、その際にシメとして濃茶をいただくものだそうです。
開封した抹茶の保存方法
抹茶は一回では使い切れないので、しっかり保存しておきましょう。
ビニールに入れてきちんと密封し、冷凍保存します。
テーブル茶道にあう茶菓子
お茶菓子がない場合には、マンゴーなどの「ドライフルーツ」や「チョコレート」も抹茶に合うのでおすすめです。
なお番組では菊家さんの「秋の色草」という和菓子が紹介されました。
菊家さんではないですが、こちらの和菓子も美味しそうです♪
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神林さんによると茶菓子は食べる時の大きさに特に決まりはなく、口に入る大きさで大丈夫とのこと。
まとめ
この記事では、2024年10月22日『ノンストップ』で放送されたテーブル茶道について、次の4点にフォーカスしてまとめました。
・テーブル茶道の道具
・テーブル茶道のお茶の点て方
・テーブル茶道にあう茶菓子
・濃茶について
テーブル茶道は家にある道具でお茶を楽しむもの。
参考にしながら気分転換にお茶をたててみてください。
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