2023年8月4日放送の『あしたも晴れ!人生レシピ』(NHK）で、「子どもが独立してから食卓での会話がないと感じた夫婦」のケースが取り上げられました。
この夫婦はあることをきっかけに、「夫婦の会話」が自然にできるようになったそうです。
夫婦生活が長くなると話すネタがなくなりがち。食事中も夫婦の会話がなかったりするのではないでしょうか。
子なし夫婦さんは旦那さまと仲良しの人が多いですが、それでも結婚して長くなると会話がマンネリになったり退屈になったりしていませんか？
子供がいる・いないに関わらず、「夫婦の会話」が以前よりスムーズにできていないな、と感じている人には、とても参考になる内容だったので、まとめてシェアしたいと思います！
アペロで夫婦の会話がスムーズに
番組で紹介されたのは料理研究家の上田淳子さんです。
2人の息子が独立して、今は夫の恭弘さんと二人暮らし。
これまでは、子供ネタで会話があったのに、今は夫と話すことがありません。
夫も同様のことを感じていました。特にコロナ禍で家にいることが多くなったこともあり、会話をしても場が持ちません。
そこで夫婦で「あること」を始めました。
その「あること」とは、「アペロ」です。
アペロ・スタイルとは？
「アペロ」とはフランス語で「アペリティフ」の略です。
夕食前に料理をつまみながら、お酒や会話を楽しむ食事スタイルのことです。
料理研究家とはいえ、淳子さんが夕食の準備をして、おつまみの準備もして、大変じゃないのかしら？と思ったのですが、時には、夫の恭弘さんと一緒に共同作業することもあるそうです。
会話がスムーズになる理由
「アペロ」を始めてから、上田淳子さんはしゃべる時間が楽しいと感じるまでになりました。
夫の恭弘さんも、これまでとは違い、「いい感じでまわっているかな」と感じるようになったそうです。
同志社女子大学教授の日下奈穂子さんによると、「アペロ」では、キッチンで2人が同じものを見ているので、「三項関係」がうまく作用しているのだそうです。
上田淳子さん夫婦のケースは「アペロ」が「もの」であり、「共同注意」が2人の間にあるということです。
夫婦の間に共同できるものを挟むことで、会話が自然にできるようになるということですね。
「アペロ」をすることによって、夫の恭弘さんは淳子さんの料理を見て学び、今では毎朝ご飯を作るようになったそうです！
ちなみに、上田淳子さんは子供が独立し、これから夫と二人きりになり、夫との「これから」の暮らしとレシピ について興味深い本を出しています。
まとめ
この記事では、2023年8月4日放送の『あしたも晴れ!人生レシピ』(NHK）取り上げられた「夫婦の会話をスムーズ」にする工夫についてまとめました。
番組で紹介された上田淳子さんは「アペロ」を取り入れたことで、夫婦の会話がスムーズにできるようになったそうです。
仕事で帰りが遅くなったりする平日は無理かもしれませんが、週末に「アペロスタイル」を取り入れてみるのもいいですね！
私も試してみたいと思います！
↓今回紹介された料理研究家の上田淳子さんの著書です↓
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