2023年10月2日放送の『あさイチ』(NHK)で、将来的に行き詰まってしまうマンションとはどんなものなのか?ということで、中古マンションのチェックシートが紹介されました。
今回教えてくれたのは、マンション管理に詳しい大野稚佳子さんです。
現在中古マンションに住んでいる既婚女性の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
将来的に今お住まいのマンションがたち行かなくならないためにも、リスク回避としての情報共有のために、まとめてみました。
中古マンションの購入を検討しているあなたにとっても役立つ情報です!
中古マンションチェックシート(行き詰まる予備軍)
今住んでいる中古マンションで、当てはまるものはないでしょうか。
☑ いまのマンションに長く住むとは思っていない
☑ マンション内に立ち話ができる人が2人以下
☑ 積立金がいくらあるかを知らない
☑ 「管理会社がやっているから大丈夫」と思っている
☑ 管理組合の総会に出たことがない
☑ ゴミ置き場に未分別のゴミが多量に置かれている
☑郵便受けや玄関ドアの前に表札がない住戸が多い
☑ 駐車場に車がほとんど停まっていない
4つ以上あてはまったら「要注意」です!!
中古マンションが行き詰まるチェックシートが必要な理由
今日本で購入したマンションに住む人は推計1500万人。
ところが「全国のマンション34.8%が修繕に必要なお金が足りていない」という現実があるのだそうです。
番組では、マンションの部屋の中(部屋の砂壁のひび割れや水漏れ)だけではなく、共有部分の天井の劣化や非常階段の破損が紹介されました。
こういった破損や劣化を修理・補修しようと思っても修繕積立金が足りずに、工事や建て替えができないといった現実があるそうです。
積立金が足りなくなる理由は、
・修繕費値上げの反対
などがあるそうです。
働き盛りの頃に入居しても、ちょうど修繕が必要な頃には高齢に。年金ぐらしになると値上げは無理。
また、多くのマンションが最初はローンを低く抑えて、徐々に上げていくという方法が取られています。
しかしローンが高くなる頃に、積立金を値上げすることを反対する人も少なくありません。
長く今のマンションに住むつもりなのであれば、
マンションの管理組合の総会に出席したり、積立金がどれくらいたまっているのかを把握したり、マンション内に話せる人を確保しておくことが必要のようです。
また、ゴミ置き場や駐輪場の状態や、郵便受け・玄関ドアの前などを見て、住んでいる人の状況もチェックしておく必要がありそうです。
大野稚佳子さんによると、行き詰まるマンションは、住民が「総会」にほとんど出ないといった傾向にあるそうです。
要するに無関心ではダメだということですね。
もし「総会」に出席できなくても、後日配られる「議事録」には目を通しておくことが必要だと大野さんからアドバイスがありました。
まとめ
この記事では、2023年10月2日放送の『あさイチ』(NHK)で紹介された、将来的に行き詰まってしまう中古マンションのチェックシートについてまとめました。
長く住むのであれば、、マンションを買って終わりということではないということがよくわかりました。
修繕や建て替えを視野に入れておくことは必須。積立がどれくらいたまっているのか、いつ頃にどれくらい必要になるのかなど、関心を持っておくことが大事ですね!
中古マンションの購入を考えている場合にも意識おきたいものです。
番組では中古マンション購入の際のチェックポイントも紹介されました。
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