2023年12月14日放送の『トリセツショー』でやってはいけない掃除が紹介されました。
大掃除の季節なので最近のテレビ番組ではお掃除グッズが紹介されることが多いのですが、「してはいけないお掃除」ということで、主婦のみなさまとも情報を共有したいと思います。
やってはいけない掃除
番組では、次の３つのお掃除でやってはいけないことを紹介しました。
・油汚れ
・水垢
カビ掃除
「カビ掃除」でやってはいけないことは、カビをゴシゴシすることです。
お風呂掃除のときにカビのついた床をブラシでゴシゴシすることも当然NGです。
ゴシゴシ擦ると小さな傷ができ、そこに新しいカビがやってきて付着してしまい、カビを育ててしまうことになるのだそうです。
カビ掃除のポイント
・カビ取り剤を成分を吹きかけ、成分が奥まで届くようしっかり待ちます。
・洗い流すか優しく拭き取ります。
黒ずみが気になる場合には漂白剤作用のあるカビ取り剤か目地修正グッズを使用します。
油汚れ掃除
「油汚れ掃除」でやってはいけないことは水拭きです。
横浜国立大学・名誉教授の大矢勝先生が教えてくれました。
油汚れを水で拭いてしまうとかえって油分が固まってしまい、蓄積して頑固な汚れとなってしまいます。そして、かえって油汚れを周辺に広げている部分が多いとのこと。
水拭きをするなら、かえって「から拭き」の方が効果的です。
油汚れの落とし方
ベト付き始めた油汚れは「重曹」を使います。
その際に重曹を沸騰さると油汚れを落とす力がパワーアップします。
沸騰重曹水の作り方など詳細はこちらのページにまとめています。
水垢掃除
「水垢掃除」でやってはいけないことは「水拭き」です。
特に「鏡にだけは水を残すな」なのだそうです。
鏡についた水は拭き取ることが鉄則とのこと。
水切りワイパーで水を拭き取りましょう♪
そもそも水垢は「岩石」。つまり水垢は岩石が積み重なって固くなったものなのだそうです。
水道水の成分には「シリカ」が含まれていて水垢の原因となるとのこと。
水あか対策
ついてしまった水垢の対策です。
鏡についた水あか
シリカと一体化した鏡の水あかは市販の水あか用洗剤を使ってもなかなか落ちません。
鏡についた水垢は削り落とします。市販の研磨剤を使用することも可能です。
※力加減を間違えると傷つく可能性があるので注意してください。
それでもどうしても水垢が落ちない場合には、プロの業者にお願いするのも選択肢の一つにしてください。
鏡以外についた水あか
鏡以外についた水あかは市販の水あか用洗剤を使うのがおすすめです。（使用上の注意をよく読んでくださいとのこと）
まとめ
この記事では、2023年12月14日放送の『トリセツショー』で紹介されたやってはいけない掃除法についてまとめました。
実は私も油汚れを水で拭いたり、鏡を水拭きしてたりしたので反省です（大汗）
番組ではこの他に重曹活用術についても紹介されました。
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