2024年4月10日放送の『あさイチ』で市販の頭痛薬の選び方と正しい飲み方について紹介されました。
「頭痛薬の選び方」については市販薬に詳しい薬剤師の村松早織さんが、「頭痛薬の正しい飲み方」については頭痛専門医の五十嵐久佳さんが教えてくれました。
女性の方は頭痛持ちの人も多いと思うので参考にしてみてはいかがでしょうか。
頭痛薬の選び方
市販の頭痛薬を選ぶ時に大事なことは、パッケージの裏側に書かれてある「成分表示」を確認することだそうです。
成分表示を見る時には「成分の数」をチェックします。
成分が1つだけ使われた鎮痛剤(「単剤」)とたくさんの成分が含まれた「複合鎮痛剤」と呼ばれるものがあるそうです。
薬剤師の村松さんによると、複合鎮痛剤の場合は「薬剤の使用過多による頭痛」になりやすいとのことなので注意が必要です。
なお頭痛薬(解熱鎮痛薬)は次の6種類があるそうです。
・アセトアミノフェン
・アスピリン
・イソプロヒルアンチピリン
・ロキソプロフェン
・エテンサミド
上の6種類全てに痛みへの有効性がありますが、「ロキソプロフェン」と「アセトアミノフェン」には次のような特徴があるとのこと。
アセトアミノフェン:胃腸にやさしい。ほかの鎮痛成分と作用の仕組みが異なる。
村松さんによると、「もし最初に選んだ頭痛薬の効き目が悪いなと思ったら別の成分を使ってみるのもいい」そうです。
薬剤師・村松早織さんの著書
市販の頭痛薬の正しい飲み方
頭痛専門医の五十嵐さんによる「市販の頭痛薬の守って欲しい飲み方」です。
●頻度の目安は週2日まで
あまり飲みすぎると使用過多による頭痛「МОH」になる危険性があるとのこと。
月に15日以上頭痛がある人のうち、月10〜15日以上の服用が3ヶ月続くと薬の使用過多による頭痛になっているようです。
頭痛薬の飲み方の注意点
五十嵐先生は、「頭痛薬を飲み過ぎの人が多い」とコメントしていました。
また、「頭痛持ちの人はかえってひどくなる場合もある」とのことなので要注意です。
このほかの注意点として
●風邪薬と頭痛薬を一緒に飲むのはダメなものが多い
頭痛薬を予防で飲むのはNG。痛み始めたら早めに服用するのがポイント。
薬を飲むタイミングは、「首を振る・おじぎをして痛みを感じたら」飲んでいいそうです。
また頭痛薬と風邪薬では成分の重複がある場合があるので注意が必要とのことです。
薬が効かない場合は薬を変えるか、それでも効かない場合には「頭痛専門医」がいる病院を受診をしたほうが良いとのことでした。
頭痛専門医の五十嵐久佳さんの著書
まとめ
この記事では、2024年4月10日放送の『あさイチ』でで紹介された市販の頭痛薬の選び方と正しい飲み方についてまとめました。
頭痛薬には「単剤」と「複合鎮痛剤」に分かれ、種類も6種類あります。1つに決めたらそれを飲むことが必要ですが、「服用は1日1回まで・週に2日まで」。飲みすぎてかえって頭痛になってしまう可能性もあるので注意が必要とのことでした。
実は私は若い頃は頭痛持ちでした。
しかし頭痛薬を1日に2回飲んだり、続けて数日飲んだりしていたこともありました。今思うと、飲み過ぎによる頭痛だったのかもしれません。
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