2023年9月10日放送の『チョイス』(Eテレ)で、骨粗しょう症予防対策として、「転倒予防」の運動方法が紹介されました!
順天堂大学医学部付属病院・整形外科准教授の坂本優子さんが、高齢者や脆弱性骨折をしたことのある人に向けて、転倒予防の体操の仕方を教えてくれました。
「高齢者」向けとはいえ、50代の女性なら誰でも骨粗しょう症のリスクが高まります。
また、若い頃に過剰なダイエットをしていた人も骨粗しょう症になる危険性をはらんでいるそうです。
番組では妊娠中の女性で骨粗しょう症になる人の例も紹介されました。
「まだまだそんな年齢ではないわ」と言ってられないかも??
簡単で負担の生活に取り入れやすい運動なので、覚えておいても損はないか。
40〜50代でも、普段あまり運動しない人にとっておすすめの運動だと思ったので、シェアしたいと思います。
転倒予防の運動方法
番組で紹介された転倒予防の運動です。
ちなみに、若い人の骨粗しょう症対策として一番いいのが「ジャンプ」なのだそうです。
骨に振動を与えると強くなるので「なわとび」などがおすすめなのですが、これは若い人や骨折したことがない人向けです。
今回紹介された「運動」は、若い時に脆弱性骨折をしたことがある人や、体力が若い人と比べてない高齢向けです。
運動は全部で3つあります。
片足立ち
●上げている足の筋肉を鍛え、軸足の骨を強くします。
1)椅子を横に置いて立ちます。
2)椅子側の足を90度までに上げます。※無理な場合は上げられる範囲で
(太ももは体に対して垂直に、ひざ関節からふくらはぎ〜かかとまでの部分は椅子と水平になるようにします。)
3)片足のまま1分間立ちます。
4)反対側の足も同様に行います。
※転倒しないように椅子につかまって行ってください。
スクワット
1)椅子に座るようにお尻を落とします。
2)椅子には座らず、椅子に触れる位の状態のままキープをします。
3)おへそを出すイメージで立ち上がります。
回数の目安は「だるくなるまで+(プラス)1回」とのことです。
壁立ち
●腹筋、背筋、大でん筋に力が入り、筋力トレーニングにもなります。
1)壁にかかとをつけて立ちます。足は肩幅位に開きます。
2)膝をまっすぐにして壁につけます。
3)腰を壁につけます。
4)そのあと、肩を壁につけます。
5)最後に後頭部を壁につけます。あごは引きます。
完全につかなくても、つくような努力をすることが大事とのことです。
坂本先生によると、この運動が一番安全に筋肉を鍛える方法だとのこと。
まとめ
この記事では、2023年9月10日放送の『チョイス』(Eテレ)で紹介された「転倒予防」の運動方法についてまとめました。
簡単にできる運動なので、家で時間が空いた時にやってみるといいと思いました。
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