2024年5月31日放送の『あしたも晴れ!人生レシピ』でフレイル予防の参考になる2人の女性が紹介されました。
料理と美容の世界で輝く80代の女性です。
1人は料理研究家の村上祥子さん(81歳)。もう1人は美容研究家の小林照子さん(88歳)です。
心と身体の健康。いつまでも元気でいる生き方のヒントが沢山あります!
ちなみに「フレイル」というのは、健康・健常でもなく、、かといって要介護でもない状態のことを言います。
教えてくれたのは東京大学の飯島勝矢さんです。
フレイル予防
フレイル予防に関して2人の女性の例が紹介されました。
ちなみに「フレイル予防」には次の3つの柱があります。
・栄養
・身体活動
・社会参加
「フレイル」のことや「3つの柱」については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
村上祥子さんのケース
福岡に住む81歳の村上祥子さんは管理栄養士の資格を持つ料理研究家です。今も料理教室を開催し、著書は570冊以上でテレビなどでも活躍中です。
料理教室は55年を迎えたそうです。
若くて元気な村上さん。
飯島先生によると、村上さんの活動が全て「フレイル予防3つの柱」が全て組み込まれているそうです。
②たくさん動いている
③常に複数の世代とワイワイとしている
①村上さんは常にバランスの良い食事を心がけています。食材も小分けにしてタッパーやジップロックに入れて冷凍。すぐに調理できるようにしています。
ちなみに村上さんは電子レンジをフル活用して日々の食事を作っています。
②講演会で全国を周り、料理教室の前日には自ら買い出しをする村上さん。常に動き回っています。
③村上さんは現在も幅広い年代に料理を教えています。生徒達、講演会などで色々な人と関わっていますので、「社会参加」しているということになります。
このほか、私が村上さんに対して「いいな」と思ったのは
・自分を褒めてあげる
・夢がある(昼間だけ営業する食堂を開く)
という2点です。
プラス思考で夢を持つということは、健康でいられる秘訣ではないでしょうか。
小林照子さんのケース
東京に住む88歳の美容研究家の小林照子さん。65年以上美容の世界で活躍しています。
今も美容高校で教えていて若者も憧れる存在で、若い女性リーダーを育てることに熱心です。
小林さんがモットーにしているのは「美容の力」(=皮膚はあらゆる感覚を持っていて、それを大事にすること。)
。飯島先生は小林さんが「これぞというものを持って凛としている。また継続している」のが、元気でいられるポイントだと解説しました。
このほか、小林さんの普段の生活や生き方が自然と「フレイル予防」になっているようです。
①お腹が鳴ったら食べたいものが浮かぶのでそれを食べる。
②全く運動はしていないが、姿勢に気をつけている。また顔の筋肉を意識している。
③次の世代を作るために貢献できないかな?と考えている。
①小林さんは食べたいものを食べたいだけ食べています。
前出の村上さんとは対照的ですが、自然と自分に必要なもの(栄養素)を身体で感じ取っているようです。
②「疲れませんか?」という質問に対して、小林さんは「色々チャンネルを持つと疲れない」と答えました。
そんな小林さんは75歳から彫刻を、86歳からピアノを始めました。
やったことがないことに挑戦する。そうすると疲れないのだそうです。
③いつも動いていていて、身だしなみ(他の人からどう見られるか)を通して社会参加をしている小林さん。
10代から20代の女性に美容を教え、更に現在は「女性リーダー育成私塾」も主宰しています。また、「若い世代の優れているもの知る」ようにしているそうです。
十分過ぎるほどの社会参加ですね。
ちなみに小林さんによると、美肌の秘訣は長い時間をかけずにだけず必要なことをしっかりやること。「汚れを落としたり、潤いを与えること」が大事とのことです。
顔の筋肉を意識していると語った小林さん。いつも口角が上がっているのが印象的でした。
最後に「謙虚ではなく自分らしく楽しく生きる」と結んだ小林さん。
40代〜60代へのメッセージとして「これまでの楽しいことを抜き出してこれからの人生を考える」ということをアドバイスしてくれました。
まとめ
この記事では、2024年5月31日放送の『あしたも晴れ!人生レシピ』で紹介されたフレイル予防についてまとめました。
今回紹介されたのは
・料理研究家の村上祥子さん(81歳)
・美容研究家の小林照子さん(88歳)
高齢ではありますが、どちらの女性も今なお仕事は現役で動き回っています。それにしたがって自然と「社会参加」をされています。
「生涯現役」でいることがフレイル予防になるのなのかな?と思いました。
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