2024年5月14日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』でデジタル終活について紹介されました。
もしもの時のためのパソコンのデータを整理したり、スマホのパスワードを共有することを「デジタル終活」というのだそうです。
教えてくれたのは日本デジタル終活協会代表理事の伊勢田篤史弁護士です。
デジタル終活
今夜11時59分からの#上田と女がDEEPに吠える夜 ☪️
今夜のテーマは…
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デジタル終活
＿＿＿＿＿＿＿＿◢見られたくないスマホの中身
どう整理する？今からできる『デジタル終活』を
DEEPに学びます📱💭#黒沢かずこ #森香澄 #ゆうちゃみ#川西拓実 #JO1 pic.twitter.com/ZjP8W3Pyzg— 上田と女が吠える夜【公式】 (@hoeruyoru_ntv) May 14, 2024
例えば亡くなった時に、家族が友達に連絡したいと思っても、友達の連絡先が全てスマホの中で、しかもパスワードをかけていれば、家族は友達の連絡先を知ることができません。
ちなみにiPhoneの場合、パスワードを10回間違えると中のデータは全部消えてしまうそうです。
そういう可能性も考え、伊勢田さんは誰か(信頼できる人）にパスワードを教えておくことを推奨していました。
スマホのデータ共有
もしもの時のために誰かとデータを共有しておくことは必要。
伊勢田弁護士によると、iPhoneには「故人アカウント管理連絡先」という機能があるそうです。
(設定方法）
2)「故人アカウント管理」をタップ
3）「故人アカウント管理連絡先追加（＋）」をタップ
4)データを共有したい相手を選択する
5)相手にアクセスキーというパスワードが送られる
(設定完了）
自分の死後、指定した人がAppleに脂肪証明書を提出します。Appleから承認されると、アクセスキーを使って、故人の連絡先や写真・メモ帳などのデータにアクセスすることができます。
なお、Googleにも同様の「アカウント無効化管理ツール」という機能があるそうです。
貯めたポイント・マイル・サブスクなど
もしもの時には、これまで貯めたポイントやマイル、サブスクはどうなるのでしょうか。
伊勢田さんによると残念ながら企業系のポイントは相続されないそうです。しかし飛行機のマイルは例外で引き継げるそうです。
ただし書き残しておかないと、遺族の人はマイルがあるのを知らないので失効してしまう可能性もあるとのこと。
なお、Suicaなどの電子マネーも相続できるそうです。
サブスクについては、本人が家族に(何のサブスクに入っているか）伝えていなければわからないので、故人のクレジットカードを止めてサブスクの支払いが滞った時に来る連絡を待って調整するしかないようです。
デジタル終活サービス：Digital Keeper
「Digital Keeper」はもしもの時に、デジタル資産を家族に安全・確実に引き継ぐサービスです。
使い方
2)自分のスマホ・PCのパスワードを登録する
3)自動的に送られてくる安否確認メール（元気ですか？）に返信する
安否確認メールに一定期間返信がないと、万が一の事態と判断し、自演に設定した相手にパスワードやメッセージが自動で送られます。
見られたくないもの
見られたくないモノどうすればいいのでしょうか。
伊勢田さんによると、フォルダーにパスワードをかけたり、「まも〜れe」というソフトフェアを使うのがおすすめだとのこと。
「まも〜れe」の使い方
２）残したいデータと見られたくないデータを設定する
３）家族にデータにアクセスするためのIDとパスワードを教えておく
家族がパスワードを使ってログインすると、残したいデータは見ることができるけれども、見られたくないデータは削除されるのだそうです。
遺影を撮影できるアプリ
遺影を撮影できるアプリとして伊勢田さんが紹介してくれのは「Beauty Plus」。
背景を切り抜くことができ、切り抜いた背景をピンクぽくしたり、顔のところだけフォーカスしたり、表情を変えることまでできるそうです。
ちょっと縁起でもないような気もしますが、もしもの時のために撮影して加工しておいてもいいかもしれません。
まとめ
この記事では、2024年5月14日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』で紹介されたデジタル終活についてまとめました。
「もしもの時」というと、なんとなく縁起でもない感じもしてしまいますが、家族とデータ共有しておくことは必要ですね。
見られたくないものは「まも〜れe」を使うと良さそうです！
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