2024年9月15日放送の『クレイジージャーニー』は、生まれ変わりや前世がテーマ。
中部大学教授でバージニア大学客員教授の大門正幸(おおかどまさゆき)さんが、ある10歳の少年の前世に迫る生まれ変わり研究旅をしました。
生まれ変わり
【生まれ変わり研究旅!少年の前世に迫る】#生まれ変わり 教授 #大門正幸
“生まれ変わり”といえば
近年アニメ・ドラマでよく聞く題材世界に実際に事例がある“生まれ変わり現象”#バージニア大学 のデータでは
その数なんと2600以上!
その実態とは!?9/16(月)よる10時!#クレイジージャーニー pic.twitter.com/zLxsWwICCt
— クレイジージャーニー【月曜よる10時】 (@Crazy_Journey) September 13, 2024
バージニア大学客員教授の大門正幸さん。
上の「X」の引用投稿にもありますが、バージニア大学では生まれ変わり現象のデータが2600以上もあるそうです。
ユウ君の例
【生まれ変わり研究旅!10歳の少年の前世に迫る】#生まれ変わり 教授 #大門正幸
「アメリカに行って仕事がしたい」
これは前世の影響?
幼少期から常にビジネスマンの格好を好むという前世の記憶を持つ10歳の少年
その記憶を紐解くべく #アメリカ #NY へ!月曜よる10時!#クレイジージャーニー pic.twitter.com/hZ3SoLXKnf
— クレイジージャーニー【月曜よる10時】 (@Crazy_Journey) September 14, 2024
番組で取り上げられるのは10歳の少年のユウ君の話です。
「世の中には“生まれ変わりとしか解釈できない”現象がある!」2600件の事例が認められるバージニア大学で“生まれ変わり”を研究する日本唯一の大学教授・大門正幸▽「ビルの100階で仕事中2機目が突っ込んできた」米同時多発テロ被害者の記憶を持つユウ君10歳の前世を突き止める!▽慰霊碑に刻まれた名前にユウ君が衝撃の言葉「これ自分かも知れない」▽前世の遺族と対面で驚愕展開!ユウ君の記憶が事実と次々に一致!
MBS放送サイトより引用:https://www.mbs.jp/pgm_guide/1726119604.shtml
「生まれ変わり」を科学する
ユウ君の例は、大門正幸教授の著書『「生ま変わり」を科学する』(2021年発行)に書かれています。
それによるとユウ君は2014年6月生まれ。
お母さんと手をつないで歩いている時に道端にあった脱穀機らしきものを見て、「使い方知ってるよ」と言い出したのがきっかけだったようです。
ユウくんは火災探知機やその類の音を異常に怖がったり、監視カメラを良く探すのでお母さんがたずねたところ、
「僕は前に2つの高いビルの中で英語を話してコンピュータを使った仕事をしていたけれども、火事か事故で火災報知器が鳴って逃げようとした。」
「消防士さんが来ていて逃げようとしたけど、間に合わなくて、ドーン!と大きな衝撃があって僕は死んだ」
という主旨の答えをしたそうです。
また、当時はまだ1から10までの数字をやっと数えられる程度のユウくん。
でも、お母さんが何階のビルにいたのか聞いたところ「100階」と答えました。
この他にも、
・ユウくんはお母さんを「ママ」と呼んでいましたがその発音が「Mom」に近かった
・「だめよ」と注意しても聞かないのに、「STOP!」というとやめた
・3歳のコロ、英語の歌を聞くと嬉しそうにしていた
といったエピソードがありました。
ちなみにユウ君は赤ちゃんの頃から全然寝ない子だったそうで、10分ぐらいですぐ目が覚めていたのだそうです。1歳ごろには「ぎゃ!」と急に言って飛び起きたりすることも。
大門教授によると、過去生について語る子供は悪夢に悩まされるというケースが少なくないそうです。
ユウ君は未決例
先ほどお伝えした大門教授の『「生ま変わり」を科学する』によると、
子供が語る過去生の人物が誰か特定できたものは「既決例」と呼ぶそうです。
ユウ君の場合、これまで誰だったのか(前世において)人物が特定できないので、「未決例」でした。
ちなみに、大門教授の研究所のデータベースでは、教授が検索した時点で入力が完了していた2030例のうち、1468例が「既決例」、547例が「未決例」になっていました。
(残り15例は該当人物がいるように見えるが確信が持てないとのこと)
大門正幸教授の生まれ変わり研究旅
【生まれ変わり研究旅!10歳の少年の前世に迫る】#生まれ変わり 教授 #大門正幸
「自分かもしれない」
前世の記憶を持つ少年
ついに前世の自分が明らかに!?さらに少年の前世に繋がる人物に取材!
生まれ変わり現象、その旅の結末とは果たして!?いよいよ明日よる10時!#クレイジージャーニー pic.twitter.com/quNbabPTr3
— クレイジージャーニー【月曜よる10時】 (@Crazy_Journey) September 15, 2024
番組では、大門教授とユウ君はまずニューヨークのツインタワービルの跡地を訪れます。
ツインタワービルの慰霊碑には犠牲者の名前が刻まれていて、大門教授はひとりひとりの名前を全部読み上げ、ユウ君がチェックします。
そのうちの1人トーマス・リーガンという保険会社の成約・化学部門リーダーが自分かもしれないと感じたといいます。
ユウ君はその後リーガンさんの姉と会い、リーガンさんとユウ君の共通点を見出します(フォルクスワーゲンやレイバンのメガネやサングラスを好んでいたこと。普段シャツとネクタイをしていたこと等)。
番組では、ユウ君はほぼトーマス・リーガンさん(が前世)であるという結論で終わりました。
(しかし完璧に「人物特定」にはなっていないと思います)
生まれ変わりは本当にあるのか
「生まれ変わりは本当にあるのか?」
このことについては「あるのではないか」という人、「そんなの絶対ない!」という人と大きく意見が分かれるところでしょう。
大門教授は番組で「生まれ変わりとしか言えない事例がある」という回答をしました。
大門教授が客員教授をしているバージニア大学には、バージニア大学医学部知覚研究室があります。
バージニア大学医学部知覚研究室はイアン・スティーブンソン博士が開設し、前世の記憶を持つ子どもの事例を世界40カ国以上で50年にわたって精査。2600以上のデータを保有しているそうです。
このスティーブンソン博士が「生まれ変わり」の研究をするきっかけが、江戸時代に残された勝五郎の記録だったそうです。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が英訳したんだそうです。
これをスティーブンソン博士が知り、「前世の記憶とされるものによる死後生存の証拠」(”The Evidence for Survival from Claimed Memories of Former Incarnations”)という論文(1960年発表)で紹介しました。
その後、この分野の研究は、
・ランセット(Lancet)
・アメリカ医学協会誌(JAMA: The Journal of the American Medical Association)
・米国精神科学会誌(American Journal of Psychiatry)
・神経・精神病学誌(Journal of Nervous and Mental Disease)
など権威ある医学誌でも度々取り上げられて来ています。
ですから、「そんなものあるわけないだろ!」と切り捨てられる時代ではなくなっているようですね。
日本では、土倉義史氏(鳥取大学の獣医学専攻修士課程修了)が既に2010年に『生まれ変わりは本当にあるのか?: 「あるはずがない」とはもう思えない』という興味深い本を書かれています。
第1章 なぜ、「科学」では“霊魂”が否定されてしまうのか?(霊魂や来世は非科学的か?/「科学的」とは、プロセスのことである ほか)/第2章 「科学的」な根拠(序論/前世を記憶する子ども ほか)/第3章 宗教的アプローチ(なぜ「来世」という見方があるのだろう?/仏教の“生まれ変わり”の考え方 ほか)/第4章 本当に「あるはずがない」のか?(人口は変動するのだから、“生まれ変わり”はないのではないか?/“霊魂”の存在は、物理法則と矛盾するのではないか? ほか)
引用:楽天ブックスより
生まれ変わりの事例(日本)
大門正幸教授の本(『「生ま変わり」を科学する』)に戻ると、
ユウ君の他にも日本人の子供で過去生記憶を持っているのは、
・トモ君(イギリス人の過去生)
・アカネちゃん(インド人の過去生)
・サンタロウ君(日本人の過去生)
・タケハル君(日本人の過去生)
・ナツキちゃん(日本人の過去生)
などの例が挙げられます。
前後しますが、10年程前の2014年には『前世を記憶する日本の子どもたち』という本が発行されています。
出版された本の事例は精査していると思いますが、実際、子供が話す前世の記憶話の中には、子供が想像で作り出した話が含まれていることもあるかもしれません。
親としては、子どもの話を鵜呑みにせず、しかし頭ごなしの否定をせず慎重に話を聞く必要がありそうです。
まとめ
この記事では、2024年9月15日放送の『クレイジージャーニー』で紹介された生まれ変わり・ユウ君についてフォーカスし、あわせて生まれ変わりは本当にあるのか、日本の事例や関連書籍についてもチェックし、まとめました。
生まれ変わりや前世はけっこう研究が進んでいるようですね。
私も自分の前世ってなんだか知りたい気がしてきました。
電話占い「ラフィネ」だと、霊感・霊視ができて前世が視える鑑定師もいるので、気軽な気持ちで前世を聞いてみるのもいいかもしれませんね。
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