2024年11月11日放送の『あさイチ』で滋賀県愛荘町(あいしょうちょう)のびん細工手まり(びん手まり)が紹介されました。
この記事では、びん細工手まりがどこで手に入るか。値段はどれくらいなのかということと、びん細工手まりは作るのは簡単なのか、また制作体験ができるのか、ということについてフォーカスしまとめました。
滋賀県愛荘町のびん細工手まり
ガラスびんの中に入った色とりどりの手まりが入った「びん細工手まり」。
びん細工手まりは、滋賀県愛荘町愛知川で江戸時代に伝わったとされています。
びん細工手まりの特徴
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びん細工手まりの「手まり」は色糸を使ってひと針ひと針刺し幾何学模様ができあがります。
作る人によって違いが出てくるため、2つとして同じものはできません。
びん細工手まりは丸くて中が良く見える=丸く仲良く、ということから縁起物として家の中に飾られます。
びんてまりはどうやって瓶に入れる?
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びん細工手まりは、ガラス瓶のびん口よりも大きい手まりが入っていますが、どうやって瓶に入れるのでしょうか。
大まかに仕組みを説明すると、手まりを作って(手まりの)中身を抜きます。そうすると小さくなって瓶の中に入ります。そして瓶に入れたらまた中身を入れると、丸い手まりになります。
やり方の詳しい説明をしているサイトや動画を探してみたのですが、やり方は「秘伝」ということで、詳しくは公開していないようです。
番組でもこの作業の部分は隠されていました。
詳しく知りたい人は現地に行って、びん細工手まりづくりの体験をするのが一番です。
びんてまりの値段
びん細工手まりの値段は作品によって値段が異なりますが、「愛荘観光なび」のオンラインショップにあるものは、2万円台から3万円台で売られています。
びん細工手まりの購入:どこで売ってる?
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滋賀県愛荘町のびん細工手まりは、近江鉄道の「愛知川(えちがわ)駅」の駅舎内にある『るーぶる愛知川』で売られています。
愛知川駅でびん細工てまりが売られている様子が見られます
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滋賀県愛荘町のびん細工手まりはこの愛知川駅以外では売られていないようです。
びん細工手まりの通販
びん細工手まりは、先ほどご紹介した、「愛荘観光なび」のオンラインショップで手に入れることができます。
楽天やアマゾンなどのようなオンラインショッピングでの通販は現時点ではないようです。
ただし「楽天」では滋賀県 愛荘町のふるさと納税で「びんてまり日本酒セット」の取扱いがあります。
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びん細工手まり作り方は簡単?
前半の「びんてまりはどうやって瓶に入れる?」の項目でもお伝えしたように、
「手まりを最初に作って中身をぬいて瓶の中に入れて再び中身を入れる」と口で説明できるものの、実際やるにはコツもあって難しそうです。
また、まりを作る際の刺繍も初めての人にとっては簡単ではありません。
したがって「びん細工手まり」作りを体験することをおすすめします。
びん細工手まりの体験はできる?
滋賀県愛荘町では、びん細工手まりの制作体験を年に1回のペースで開催しています。
2024年は「第31回愛荘町ふるさと体験塾」として9月に開催されました。
来年の予定はまだ分かりませんが、愛荘観光なびには「お問合せ」ページがあります。
びんてまりのキットはある?
びん細工手まりのキットを探してみましたが、現時点ではないようです。
伝統工芸なので、キット化されるのは難しいでしょう。
小さなびん細工手まりの作り方ハンドブック
びん細工手まりを作ってみたいけど、滋賀県愛荘町の制作体験には行けないという人には、『小さなびん細工手まりの作り方ハンドブック』という本を見て、制作にトライする方法もあります。
この本では作り方が詳しく載ってあり、「愛知川びん細工手まり」5-6ページにに制作工程が簡単に書かれてあります。
なお、この本は現在出版されておらず一般書店でも取扱がありません。
古本として「日本の古本屋」に現在在庫があるようです。
まとめ
この記事では、2024年11月11日放送の『あさイチ』紹介の滋賀県愛荘町のびん細工手まりについてまとめました。
滋賀県愛荘町の伝統工芸のびん手まりは愛知川駅に展示・販売されています。またネットでは「愛荘観光なび」のページで手に入れることができます。
作り方の詳細については「秘伝」ということで公開されておらず、滋賀県愛荘町で実際に体験すると分かります。
興味関心ある方は来年、トライされてはいかがでしょうか。
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