2023年9月22日放送の『あしたも晴れ!人生レシピ』(NHK Eテレ)でグリーンライフ・園芸の楽しみ方が紹介されました。
その中で「プランターでや野菜を育てる方法」が取り上げられ、園芸家の深町貴子さんが教えてくれました。
牛乳パックを使った野菜の育て方もありました!
お庭やベランダでちょっとした野菜を育ててみたいという主婦の方も多いと思いましたので、今回内容を記事としてシェアしたいと思います。
プランターで野菜を育てる方法
番組では
・レタス
・きゅうり
の育て方が紹介されました。
レタスの育て方
レタスは種と「牛乳パック」を使って育てます。
1)洗って乾燥させた牛乳の紙パックの口の部分ををホッチキスなどでとめます。
2)紙パックの上に向ける面をふちから1cm内側で切り抜きます。(=周りを1cmの余白を残して、あとは切り抜きます)
→切り抜いた部分に土を入れることになります。
3)排水用の穴をあけます。
紙パックの側面 底から1cm上のところに幅2cm感覚で穴をあけます。
反対側の側面も同じように穴をあけます。
排水用なので、下(底になる)の部分に穴を開けてくださいね。
4)紙パックの中に野菜用の培養土を入れます。
5)紙パックいっぱいに培養土を入れて、隅々にまで土が入るようにします。 2)で切り抜いた紙パックの紙片を利用して、上から土の表面を平らにします。
土の表面がでこぼこしていると、くぼんだ所に水がたまり発芽がそろわなくなります。
6)土の上からペットボトルなどで水をまきます。排水用の穴から出てくるまでたっぷりと水をまきます。
7)土の上に種をまきます。この時、種と種が重ならないよう、ばらまくようにまきます。
8)種をまき終えたら薄く土をかけます。レタスの種は発芽の際に光が必要なので、種を土にもぐらせないようにします。
9)最後に水をしめらせる程度に軽く水をやり、日当たりのいい窓辺などに置きます。
その後、発芽までは水はいりません。
持ってみて軽くなっていたら水をやります。発芽してから葉がしおれてから水をやっても間に合うそうです。
また毎日水をやる必要はないとのこと。
この牛乳パックをそのまま横長のプランターに置いて育てることもできます。
番組では2週間と4週間たったレタスを見せてくれましたが、4週間で収穫できそうになっていました。
ちなみに、にんじんやカブ、大根も牛乳パックで育てられるそうです。
その際には紙パックをヨコではなく「縦」に使うとのことでした。
きゅうりの育て方
きゅうりは、苗とプランターを使って育てます。
8月の終わりから9月にかけては虫がだんだん少なくなり病気もしなくなるので、きゅうりを育てるのをスタートするのは春よりも良いとのことです。
また気温が低くなるので味も良くなるとか!
1)プランターは苗1株につき、直径や深さが25〜30cmのものを用意します。
2)プランターに鉢底石、野菜用の培養土を入れ中央に穴を掘ります。
3)ポットから苗を取り出し、2)で掘った穴に入れます。
4)土をかぶせた後、表面をなるべく平らになるようにします。
5)割り箸で仮支柱します。苗と周りの土がくっつくように、割り箸は斜めに突き刺します。
6)リング支柱を鉢のまわりに立てます。
リング支柱を使うと、つる性の野菜の場合、多くの収穫が見込めるそうです。
7)つるは、支柱の外側に誘引するようにします。
ところどころ細い紐で、きゅうりのつるを支柱に結びつけます。
真ん中に葉が絡み合うと風通しが悪くなってしまいますので、できるだけ大きく外に回していきます。
8)日当たりの良い屋外に鉢を置きます。
水は鉢を傾けて軽くなっていたらたっぷりと与えます。
順調に育てば1ヶ月ほどで収穫ができるそうです。
野菜をづくりに大事なこと
園芸家の深町貴子さんによると、「野菜づくり」の際に大事なことは「適期」なのだそうです。
「いつ種をまく」「いつ苗を植える」かを考えた際に、ものによっては短い場合があります。少しずれただけでうまく育てなかったり、収穫時に形が悪くなってしまうことも。
しかし、最近は暑い日が続き気候も変わってきているため、栽培カレンダーがうまく発動しないことも。
そういう時は、「植物が季節を知らせるので指標にする」のが良いそうです。
例えば、
・萩の花咲いたら苗の植え付けをする
・八重桜が咲いたら、夏野菜の植え時
といった具合です。
まとめ
この記事では、2023年9月22日放送の『あしたも晴れ!人生レシピ』(NHK Eテレ)で紹介された「プランターで野菜を育てる方法」についてまとめました。
牛乳パックをレタスだけではなくにんじんを育てるのにも使えるなんて、びっくりしました!
ちょっと試したくなりました。
私自身、ベランダ菜園をやりたいと思いつつ全然できていなかったので今回の番組はとても良い機会になりました。
あなたにとってはいかがでしたでしょうか。今回の記事、あなたのお役にたてたら嬉しいです。
深町貴子さんの著書
↓よろしければこちらをポチッとお願いします↓