2023年9月13日放送の『あさイチ』(NHK)でウォーキング術が紹介されました。
ウォーキング術
番組では「ウォーキング」にまつわる代表的な疑問に専門家が答えてくれました。
疑問に答えてくれたのは、信州大学特任教授の能勢博先生です。
20分以上歩かないと脂肪が燃えない?
「20分以上あるかないと脂肪は燃焼しない」は✕(バツ)。
過去にはそう言われてきましたが現在の研究では「歩きはじめから脂肪は燃焼する」ことが分かっています。
1日1万歩いた方がいい?
「健康維持には1日1万歩歩いたほうがいい?は✕(バツ)」
先ほどの「1日20分歩かないと〜」と同様に、こちらも過去の話。
こだわるのは「歩数」ではなく「速さ」。
「ちょっとキツイかな」と思う位の速さが良いとのこと。
毎日歩いた方がいい?
番組では専門家の意見が分かれましたが、「運動としてのウォーキングは毎日やる必要はない」という結論になりました。
生活の中で歩くことを意識することが大事なようです。
歩くのは朝?夜?
歩くのは朝でも夜でもどちらでもOKです。
ただしそれぞれ次の注意点があります。
朝:起きたばかりなので準備運動をしておく
夜:ウォーキングすると覚醒効果があるので、寝る2時間前に行う
ベストは昼だそうです。
運動(ウォーキング)と食事はあまり間をあけない方がいいようです。
どれくらいの速さで歩けばいい?
個人が「ややきつい」と感じるぐらいがちょうどいいそうです。
例えば、誰かと一緒に歩いていて「短い会話しかできない」程度です。
目安の心拍数
このほか、番組スタジオ内であがった質問の回答として
●マシンを使ってウォーキングをする時は傾斜をつけた方がいい(ちょっとキツイと思えるのが大事なので)
●飲み物を飲むタイミング:高齢者は運動する前に飲む。歩いてから飲むのであれば、スポーツドリンクを飲む
ウォーキングの際に大事なポイントは次の3つです。
・手を大きく振る
・キツイなと思う速さで歩く
歩幅を大ききめにすると「下肢筋肉」が歩行に参加できることになり、全身の代謝が上がってきます。そうすることで体力もあがってきます。
また、手を大きく振ると、歩幅も大きくなってくるので効果的なのだそうです。
まとめ
この記事では、2023年9月13日放送の『あさイチ』(NHK)で紹介されたウォーキング術についてまとめました。
このほか番組では、ウォーキングによるひざ・腰の痛みを防ぐ方法についても紹介されました。
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