2024年1月23日放送の『あさイチ』で野菜の冷凍術について紹介されました。
南極基地で伝わる方法だそうです!
教えてくれたのは南極でシェフ経験のある調理師の綿貫淳子さんです。
冷凍しておいた野菜を解凍するとシナシナになってしまうことありますよね。
冷凍・解凍しても生野菜に近い触感を出したい!という方にはおすすめ。是非読み進めていってください。
野菜の冷凍術
南極地域観測隊で調理担当・シェフ経験のある調理師の綿貫淳子さんが教えてくれた野菜の冷凍術です。
きゅうり
きゅうりは輪切りにして軽く塩をふります。
きゅうりは水分が90%以上と水分が多いので塩をふって水分を先に抜いておきます。
塩をふった後はもまないで、そのまま冷凍用の保存袋に入れます。
解凍しても、驚くほどのきゅうりのシャキシャキ感が残るそうです。
綿貫さんおすすめは、酢の物やちらしずしなどに使います。
もやし
もやしは軽く下ゆでをします。これも(きゅうりと同様)水分を抜くために行います。
なお塩はふらないでください。塩をふると逆に食感が悪くなります。
約20秒下ゆでしたらお湯を切って冷まします。
水に浸すと栄養素が流れてしまうので水には浸さないでください。
冷ましたらジッパー付き冷凍袋に入れます。
料理に使う時の綿貫さんのおすすめは「解凍しないでそのまま調理する」のがおすすめとのこと。
ラーメンの具などに使ってみてください。
長ねぎ
長ネギは1cmほどの輪切りにして冷凍します。
綿貫さんによると、長いまま冷凍すると繊維が残ってしまい食感が悪くなるそうです。
なお、きゅうりと同様に、長ねぎも冷凍前に塩をふって水分を出すと解凍した時に生のままの食感が残るとのこと。(※塩もみはしないこと。潰れてしまうそうです。)
解凍は自然解凍でOK。
小松菜・チンゲン菜
小松菜やチンゲン菜は切って下茹でしてから氷水にくぐらせて冷凍します。
そのまま冷凍すると、解凍した時に色が悪くなってしまうそうです。
下茹でして氷水にくぐらせると色鮮かやに保存できるとのこと。
さつまいも
さつまいもは食べやすいサイズに切って素揚げをしてから保存袋に入れて保存します。素上げの代わりに電子レンジ加熱でもOK。
素上げや電子レンジ加熱で火を通した方が、実際調理する際に時短になります。
なお、冷凍野菜は家庭の冷蔵庫の冷凍室で約3週間ほどはもつとのことでした。
まとめ
この記事では、2024年1月24日放送の『あさイチ』で紹介された野菜の冷凍術についてまとめました。
水気の多い野菜は塩で水分を抜いて、緑の多い葉物野菜は下ゆでして氷水にくぐらせてから、というのが基本のようですね。
今回教えてくれた綿貫淳子さんの著書
番組ではこのほかに「冷凍コロッケを爆発させない解決法」についても紹介されました。
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