2023年12月16日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間 』で血圧の急上昇を防ぐ時間帯別の4つのポイントについて紹介されました。
冬は血圧が上がりやすい季節。 脳梗塞や心筋梗塞は高血圧が引き金になりやすく、この季節に多くなります。
医学博士の市原淳弘先生によると、血圧上昇は普段の生活習慣に原因があるのだそうです。
あなたの血圧は大丈夫?
最近「血圧」が高めだなぁという方はぜひ参考にしてみてください。
血圧の急上昇を防ぐ時間帯4つのポイント
医学博士の市原淳弘先生が番組の後半に、血圧の急上昇を防ぐ次の4つのポイントを紹介してくれました。
②朝バナナ
③王様座り
④夜スクワット
ちなみに番組で紹介された「高血圧基準値」は以下のとおりです。
家庭血圧:(上)135mmHg以上 (下)85mmHg以上
なお、番組の前半では、日常生活で血圧が上がる原因を教えてくれました。
気になる方はこちらを先にお読みください。
血圧上昇を招く原因
番組で紹介された「日常生活に潜む血圧上昇の罠」です。
朝:朝起きてすぐと二度寝
●朝起きてすぐに活動する
朝起きてすぐ活動し始めると心臓が過剰に動き、血圧が急上昇する可能性があります。
●二度寝が血圧の上昇を招く
寝ている間は下がっている血圧は朝起きる頃になると血圧が段々上がっていきます。つまり二度寝をすると血圧の上昇を2回引き起こすことになるとのこと。
起きて少し時間がたってもガクンを血圧が低くなるわけではないみたい
照明をつけたまま寝る
脳がお昼の時間帯と勘違いしてしまうとのこと。
番組では実際に2人の男性の1日の血圧状態をグラフ化。一人の男性が寝ている時に血圧が上がっている時間帯があり、「照明をつけたまま寝ている」ということで、市原先生が分析しました。
排便時の力み
市原先生によると、トイレで力んだだけで血圧が200を超えることもあるそうです。
悪い姿勢
長時間「膝・腰・背中」を曲げた姿勢を続けると、全身の抹消(血管)から血液が心臓に戻ってくるのが妨げられてしまうのだそうです。
飲酒
市原先生によると、お酒を飲んでいるときは血管が開いて血圧が下がっていくのですが、その後リバウンド現象で一旦広がった血管が以前よりも縮まるのだそうです。
旦那様が夜に晩酌する人も多いと思いますが飲み過ぎに注意!ビールなら中瓶1本程度が目安とのことでした。
以上が、血圧が急上昇する日常生活にある原因でした。
ここからその対策4つです。
↓ ↓
①手足ブラブラ
目が覚めてもすぐに起き上がらず、寝床の上で両手両足をぶらぶら動かして運動します。
1〜2分ほど身体のウォーミングアップをしてから起き上がるのがオススメ。
手足の末梢血管に血液が流れることで血圧の急上昇の予防につながります。
②朝バナナ
朝はバナナを摂りましょう。
バナナにはカリウムが多く含まれており、体内の塩分を尿として排泄する塩出し効果が期待できます。
またバナナには食物繊維が大量に含まれているので、お通じがが良くなり排便時の力みを抑える事につながります。
③王様座り
長く前かがみのような姿勢を続けると血圧が心臓に戻り切らず、心臓が頑張ってしまいまうので、「王様座り」の時間を1日に何度か設けましょう。
1時間に1〜2分ほど足先を伸ばし、背もたれに背中をくっつけ、頭から足先まで一直線にします。
「王様座り」をすることで、心臓への血液の戻りが良くなり、血圧の上昇を防ぐことにつながります。
④夜スクワット
夜寝る前にスクワットするのが市原先生のおすすめとのこと。
夜は太ももやふくらはぎなどのきんにくに血液が滞りやすい時間帯です。
スクワットは逆に血圧が上がったりしないの?
市原先生によると、スクワットをすると血管の中の血液が動き、血管の内側になる内皮細胞が刺激を受けてそこから一酸化窒素(NO)の産生が促進されます。
NOが産生されると血管が柔らかさを取り戻し血圧の急上昇を防いでくれるのだそうです。
「スクワットがしんどい!」という人は座って軽く脚を上げ下げするだけの軽い運動でもOK。(これでもNOは分泌されます)
※なお、運動を行うと交感神経が優位になってしまうため、スクワットは寝る1時間前に行うようにしましょう。
以上4つの血圧急上昇を防ぐポイントでした。
市原先生によると、冬は血圧急上昇を防ぐため寒さ対策にも気をつけてくださいとのことでした。
冬は足元が冷えますよね。先日NHKの「あさイチ」で紹介された靴下選びが参考になります。
ZIPの「冷え対策」も参考になりそうです。
まとめ
この記事では、2023年12月16日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間 』で紹介された血圧の急上昇を防ぐ時間帯別の4つのポイントについてまとめました。
二度寝が血圧をより上昇させるなんて知りませんでした!
でも私は夜にスクワットをしているので、いいかなぁ…なんて安心したりもしました。
今回教えてくれた医学博士の市原淳弘先生の著書
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