2023年8月24日放送の『あさイチ』(NHK)で家庭内プチバトルについて紹介されました。
夫と妻でやり方や考え方が違う「あるある」な問題が取り上げられました。
「夫と妻で言いたいことを言い合う」と、解決するための視点やヒントがあり、「役に立つ情報だな」と思ったのでまとめてみました。
家庭内プチバトル
家庭内プチバドルあるあると、その解決方法です。
番組では3組の夫婦のケースが紹介されました。
歯磨き粉のつけ方問題
歯ブラシに歯みがき粉の口を直接あててから、チューブを押して歯磨き粉つけるなんて「汚い!」という妻。(歯ブラシから菌がついてしまうかもしれないし…)そんなの「気にしすぎだ!」と気にしない夫。
番組では夫と妻が自宅でカメラの前でお互いの言い分を言い合いました。
(妻の言い分)
・不衛生
・見ていいて深い
(夫の言い分)
・気にするほどではない
・個性
「余計なお世話」って博多大吉さんがコメントしてましたね😁
歯ブラシメーカーによると、歯磨き剤にも殺菌剤(菌が繁殖しない成分)が入っているので問題ないという回答でした。
むしろ歯ブラシの方に菌が繁殖しないように、しっかり水で洗って乾燥させて注意する必要があるとのことです。
また歯磨き粉メーカーによると、大人(6歳以上)の場合、歯磨き粉は1回あたり1.5cm〜2cmつけるのがおすすめとのことです。
ちなみに我が家は歯磨き粉を別々のを使っているので、このバトルは起きません(笑)
上手な伝え方
コピーライターの佐々木圭一さんが「歯磨き粉問題」について、相手に上手に伝える方法を教えてくれました。
「歯磨き粉を上から使うようになったら私がムダづかいやめるから一緒に始めない?」
トイレの換気扇:つける・つけない問題
夫が「トイレは一番自分が汚しているから」といってトイレ掃除を率先してくれるので、妻は強く文句を言えません。夫も「窓」を開けてるから「問題ない」と言います。
でも妻は夫がトイレを使ったあとは「くさい」と感じています。
番組では夫と妻が自宅でカメラの前でお互いの言い分を言い合いました。
(妻の言い分)
・ウンチくさい
・24時間回すものでは?
(夫の言い分)
・窓を開けている
・臭いは気にならない
・電気代がかかる
ちなみに、2003年7月から「改正建築基準法」では全ての建物に24時間換気しシステムが義務化されています。
ただアンケートによると、実態は半数近くは実施できていないそうです。
電気代については、
24時間換気システムが3台あった場合、年間で電気代は2千円ほどです。(うち、お風呂の換気扇は千円)
と、24時間換気システムの大手メーカーの人が回答していました。
月々に直すと167円ほど。これを高いと思うかどうかでしょうね。
また以前と比べると換気システムの消費電力も年々小さくなっているそうです。
腸内最近のパターンに問題?
番組では、「むしろ夫の便がくさいということに健康に問題がある」としました。
「便」はそれ自体は本来は臭くないもの。
原因は
・ストレス
・偏った食事
が考えられると、腸内最近研究の第一人者の辨野義己さんが教えてくれました。
おすすめの解決法方として辨野さんがアドバイスしてくれたのは次の3点です。
・脂っこいものを控える
・運動する(階段の3階分を目安に)
それでも臭いが気になる場合には、消臭剤を使うのがいいですね!
上手な伝え方
コピーライターの佐々木圭一さんが「トイレの換気扇問題」について、相手に上手に伝える方法を教えてくれました。
「トイレの臭いがどうしても気になるから、一日中つけるのか、朝だけつけるのかどっちがいい?」
※選択肢はどっちを選んでもマイナスにならないもの
立ちシ◯ン問題
「日本排尿機能学会」が20代〜90代にとったアンケートによると、「家で立ってトイレを使う」という回答が半数を締めました。(ただ20代・30代は座ってする方が多かったです)
ちなみに「残尿感」に関しては、立っても座ってもあまり変わらないということでした。(日本排尿機能学会理事長:高橋悟さん)
この問題に関しては、夫と妻がお互いの言い分を言い合うことはされませんでしたが、代わりに夫婦で大事な次の3つの視点が紹介されました。
ハネの問題からの視点
掃除用メーカー研究員の吉井和美さんによると、実は座っても立っても、尿ハネの汚れは起きることが分かりました。
そして実は男性よりも女性の方が多くハネるというデータも!
たしかに便座をあげて男性が用を足すと便座は汚れますが、便座を下げても便器の上の部分などにもハネてしまうのだそうです。
立ってすると危険という視点
日本歯科大学病院・内科医の渡辺尚彦先生によると、立って「小」をすると血圧が下がるとのことです。
尿意をもよおすと血圧が下がり、尿をすると血圧が一気に下がったタイミングで「排尿失神」を起こしてしまうこともあるとか。
したがって、医学的に見ると座ってした方が安全とのことでした。
トイレ愛からの視点
NPO法人・日本トイレ研究所の加藤篤さんは、
・立ってしようと座ってしようと「安心しておしっこをする」ことが大事
・急にスタイルを変えろと言われると返って心理的負担が大きくなってしまう
との考えを述べました。
心理的負担のせいで排尿に支障をきたしかねなません。
「強制ははよくないけれど提案はよい」「協力しあうことが必要」というアドバイスでした。
以上、
・ハネの問題の支店
・立ってすると危険という視点
・トイレ愛からの視点
この3つの視点を考慮して、夫婦でベストな「解」を見つけていくのが必要だと思いました。
上手な伝え方
コピーライターの佐々木圭一さんが「立ちシ◯ン」問題について、相手に上手に伝える方法を教えてくれました。
「 立ってすると1日に2,300滴のおしっこが飛ぶんだって。その足で布団に入ったら自分の布団も汚れちゃうかも。」
※「嫌いなこと回避」は押し付けがましさが強いので使いすぎに注意!
また佐々木さんがこの問題について、トイレの貼り紙に書く内容も提案してくれました。
ただ、貼り紙に先ほどのこと(「 立ってすると1日に2,300滴のおしっこが飛ぶんだって。その足で布団に入ったら自分の布団も汚れちゃうかも。」)を書くのはちょっとやりすぎとのことでした
まとめ
この記事では、2023年8月24日放送の『あさイチ』(NHK)で紹介された家庭内プチバトルと解決法についてまとめました。
夫と妻が言いたいことを言い合うというスタイルが面白かったです。
他の家庭はどんな風にしてるのかな?どんな考えを持っているのかな?ということが分かってよかったです。
あなたの家庭はどうでしょうか?
問題はどこの家庭でもあるもの。でも「自分が正しい」って思い込みをしたり、意固地にならずにコミュニケーションするのが大事だと思いました。
↓今回アドバイスしてくれたコピーライターの今井圭一さんの著書です。
お読みくださりありがとうございます!
↓よろしければこちらをポチッとお願いします↓
↓こちらの記事もよく読まれています↓