2024年7月26日放送『あしたも晴れ!人生レシピ』で絵本の魅力を紹介。
この記事では番組で紹介の絵本についてまとめました。
最近、絵本に魅了される大人が増えているそうです。
絵本
番組で紹介された絵本です。
からすのパンやさん
ページ数:23ページ
著者:かこさとし
翻訳者:ー
出版年月:1973年9月
出版社:偕成社
2羽のカラスの夫婦に4羽の子どもたち。子育てに奮闘しながら、人気のパン屋さんになっていくお話です。
見どころはみんなで協力して作った84種類のパンが並ぶ場面(ページ)です。
こちらは神保町にある「絵本専門店」で行われている読書会を主宰する作家の木村美幸さんが紹介してくれました。
そのつもり
ページ数: 31ページ
著者:荒井良二
翻訳者:ー
出版年月:1997年12月
出版社:講談社
こちらは絵本作家の荒井良二さんの作品です。
「そのつ森」に住む動物たちの会議がほのぼのと描かれています。
バスにのって
ページ数:31ページ
著者:荒井良二
翻訳者:ー
出版年月:1992年5月
出版社:偕成社
こちらも絵本作家の荒井良二さんの作品です。
主人公が遠くに行くためにひたすらバスを待ち続けるのですが、結局バスに乗らないという選択をします。
起承転結がないというストーリーが興味深いです。
たいようオルガン
ページ数:
著者:荒井良二
翻訳者:ー
出版年月:2008年9月
出版社:偕成社
絵本作家の荒井良二さんの代表作品です。
モチーフはオルガンを奏でる太陽と象の形をしたバス。
太陽オルガンにあたたかく見守られながら象バスが長い旅をします。
荒井さんがケニアを訪れた際に、単独行動をしていたオスの象にインスピレーションを受けて「象バス」ができたそうです。
象バスの絵がとても可愛いです!
GOOD NIGHT MOON おやすみなさいおつきさま
ページ数:36ページ
著者:マーガレット・ワイズ・ブラウン・イラスト:クレメント ハード
翻訳者: せた ていじ
出版年月:1979年9月
出版社:評論社
絵本作家の荒井良二さんが絵本の魅力に気づいた1冊です。
主人公のうさぎが眠りにつくまでの物語です。
いろんなものに「おやすみなさい」とうさぎが言うのですが、見えない空気にまで語りかける斬新さに荒井さんは驚いたそうです。
いばらひめ
ページ数:32ページ
著者:エロール・ル・カイン
翻訳者:矢川澄子
出版年月:2015年4月
出版社:ほるぷ出版
こちらは司会の賀来千香子さんのお気に入りの絵本として紹介されました。
イギリスの絵本作家のエロール・ル・カインさんの作品です。繊細な絵が特徴的です。
魔術師キャッツ
ページ数:28ページ
著者:エロール・ル・カイン
翻訳者:田村 隆一
出版年月:1991年7月
出版社:ほるぷ出版
こちらも賀来千香子さんのお気に入りの絵本です。
この絵本も先ほどのエロール・ル・カインさんの作品ですが作風・絵の感じが先ほど紹介したものとは全く異なります。
かばさん
ページ数:28ページ
著者:やべみつのり
翻訳者:-
出版年月:2001年10月
出版社:こぐま社
こちらは番組にゲストで出演したお笑いの矢部太郎さんのお父さんの作品です。
お父さんが矢部さんのお姉さんにプレゼントとして書いた作品だそうです。
矢部さんのお父さんって絵本作家さんだったなんて知りませんでした。
かばが大好きな主人公のみつこはお父さんとある日一緒に動物園に行って楽しみます。そして家に帰ってからもお父さんとかばさんごっこをするという、ほのぼのとしたお話です。
くまとやまねこ
ページ数:48ページ
著者:湯本 香樹実 /イラスト: 酒井 駒子
翻訳者:-
出版年月:2008年4月
出版社:河出書房新
最愛の友だちのことりを突然なくしてしまった、くまは悲しみのあまりくまはふさぎ込み、部屋に閉じこもってしまいます。その後、くまはやまねこと出会い前を花向き始めます。
こちらは東京の小金井市で開かれている「読書会」で ‘死をテーマ’した題材として選ばれた絵本です。
このあとどうしちゃおう
ページ数:32ページ
著者:ヨシタケシンスケ
翻訳者:ー
出版年月:2016年4月
出版社:ブロンズ新社
おじいさんが亡くなった後、孫の男の子がおじいさんがつけていたノートを発見します。
そこには「自分が亡くなったらどうなるのか?」「天国はどんな場所なのか?」というおじいさんの想像が描かれていました。
また「みんなを見守っていく方法」などユーモアを交え、ほのぼのとしたイラストで描かれています。
こちらはブックディレクターの山口博之さんが、「人の死」について考えさせる一冊として紹介されました。
またこの他にも、人の死や人生について考えさせる本として、
「悲しい本」(息子さんを亡くしたお父さんの話)
「かないくん」(クラスメイトを亡くした男の子の話)
「死んだかいぞく」(ころされた海賊が海に沈み魚に宝物を取られる話)
の3冊を紹介してくれました。
以上が、番組内で紹介された絵本です。
以下は番組の映像に映っていた絵本です。
↓ ↓
なみのいちにち
ページ数:40ページ
著者:阿部 結
翻訳者:ー
出版年月:2022年6月
出版社:ほるぷ出版
海の町で育った注目の新進作家・阿部結さんの作品。詩情豊でやさしく美しい海の絵本です。
ルピナスさん: 小さなおばあさんのお話
ページ数:32ページ
著者:バーバラ クーニー
翻訳者:掛川恭子
出版年月:1987年10月
出版社:ほるぷ出版
おじいさんと約束した3つのことー世界中を旅し、海辺に住み、そして世の中を美しくするールピナスおばあさん。3つめの約束を果たすために素敵な魔法を思いつきました。
たいせつなこと
ページ数:
著者:マーガレット・ワイズ・ブラウン /画:レナード・ワイスガード
翻訳者:ちだややこ
出版年月:2001年9月
出版社:フレーベル館
1949年にアメリカで出版。「たいせつなこと」とは何なのかについてやさしく詩的な文章で語りかけます。
翻訳は女優の内田也哉子さんです。
せかいでさいしょのポテトチップス
ページ数:34ページ
著者:アン・ルノー (著) /イラスト: フェリシタ・サラ
翻訳者:千葉茂樹
出版年月:2018年4月
出版社:ピエール出版
クラムさんは、お店にやって来たこだわりやさんのお客様の注文にユーモアたっぷりに応じます。ポテトチップス誕生のお話です。
ココ・シャネル (小さなひとりの大きなゆめ)
ページ数:32ページ
著者:マリア・イサベル・サンチェス・ベガラ /イラスト:アナ・アルベロ
翻訳者:実川 元子
出版年月:2021年2月
出版社:ほるぷ出版
ファッション・デザイナーのココ・シャネルの生涯をやさしい言葉で伝えた絵本。
「はじめてよむ伝記えほん」シリーズの一冊で巻末に解説と写真がついています。
わすれられないおくりもの
ページ数:26ページ
著者:スーザン・バーレイ
翻訳者:小川 仁央
出版年月:1986年10月
出版社:評論社
アナグマが主人公。身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのかがテーマで、水彩とペンのやさしいイラストの絵本です。
著者スーザン・バーレイさんのデビュー作。
まとめ
この記事では、2024年7月26日放送の『あしたも晴れ!人生レシピ』で紹介の絵本についてまとめました。
10年前までは絵本の売上は300億円以下だったのが今ではおよそ350億円まで拡大。大人のための絵本の読書会も行われています。
大人のための絵本、大人も楽しめる絵本の時代がもう来ているようですね。
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