2024年9月19日放送の『トリセツショー』でアラーム呼吸法が紹介されました。
「ちょい噛み癖」を改善する方法です。
アラーム呼吸法
アラーム呼吸法は「ちょい噛み癖(ちょいがみぐせ)」が改善する方法で、あごの痛みも軽減します。
顎関節症(がくかんせつしょう)外来でも取り入れられている方法です。
ちょい噛み癖とは?
ストレスがかかると、あごは「噛み締め」を行います。
すると、あごの咬筋がお助け信号を脳に出し、脳は「噛み締めをやめろ・歯をはなせ」という命令を送るので、噛み締めをやめます。
しかし何度も咬筋がお助け信号を出すと、脳はこれをスルーするようになってしまうのです。
これが「ちょい噛み」状態となりますが、これが続くことで血行が悪くなり、炎症が起きて筋肉痛のような痛みが起こります。
アラーム呼吸法のやり方
スマホのアラームを使って改善する方法です。
[ポイント]スマホのアラームでちょい噛み癖を自覚せよ!
(やり方)
1)スマホのアラームを1時間ごとに設定します。
2)本を読むなど椅子に座ってリラックスします。
3)アラームがなったら深呼吸をします。→こうすることで歯を離します。
アラーム呼吸法の効果の理由
「アラーム呼吸法」は、息を吐くと自然と歯が離れる感覚を覚えさせます。
悪い癖がおきた時に別の行動を行うことで、癖を塗り替えるという仕組みです。
なお、昭和大学歯学部教授の菅沼武史先生によると、歯を離すことを継続することで、(ある患者さんの)2cmしか開いていなかった口が1ヶ月後には4cmも開くようになったそうです。
まとめ
この記事では、2024年9月19日放送の『トリセツショー』で紹介されたアラーム呼吸法についてまとめました。
番組ではこの他に「あご筋ケア」「あご筋トレ」のやり方が紹介されました。
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