この記事では「トルクメニスタン」ってどんな国なのか、自由に観光できるのか、またどうやっていくのか・治安はどうなのか?ということについて調べてみたことをまとめました。
実際行ったことがある人の口コミについてもチェックしました。
トルクメニスタン・ウズベキスタンツァーあり!
「クラブツーリズム」
トルクメニスタンってどんな国?
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トルクメニスタンの国旗
「トルクメニスタン」は1991年に当時のソビエト連邦から独立した比較的新しい共和制の国です。
国土面積は日本の約日本の約1.3倍で人口はわずか650万人(千葉県の人口と同じ位)の小さな国です。
しかし地下には豊富な天然ガスが眠り、世界第4位とも言われる埋蔵量を誇っています。また、カスピ海には石油も埋蔵しているなど、天然資源にとても恵まれています。
国内には、ギネスに認定された世界最大の観覧車や、カラクム砂漠にあり約40年以上燃え続けている「地獄の門」など、観光スポットも豊富です。
なお、通貨「1マナト」は日本円で43.87円(2024年4月13日時点)です。
トルクメニスタン国歌
トルクメニスタンへの行き方
トルクメニスタンは中央アジア南西部に位置しています。
残念ながら日本からの直行便はありません。
日本からはドバイ(アラブ首長国連邦)にいったん行き、ドバイからトルクメニスタンの「アシガバード空港」まで行くのが一般的です。
またはトルコのイスタンブールから経由して行く行き方もあります。
隣国からトルクメニスタンへ列車やバスでは入国できないようです(交通連結が存在しないとのこと)。
なおトルクメニスタンに入国するためにはビザが必要です。ビザ発行までに3週間ほどかかるようです(「アドバンツアー」トルクメニスタン旅行プランナーのページより)
自由に観光できる?
トルクメニスタンの政府観光局のページを見ると、
「トルクメニスタンは基本的に自由旅行は認められてはおりません」とあります。
旅行する時には全ての日程表を確定させる必要があります と書かれてあります。
先ほどお伝えしたように、トルクメニスタンの入国には観光ビザが必要。
しかも、「観光ビザは旅行会社を通じて全日程の予約とガイドが必要」なのだそうです。(ブログ「トルクメニスタンに行こう」より引用)
バックパッカーのように通過ビザを使って観光目的を隠して入国するのは違法だそうです。
とはいえ、
「きちんとした正規ルートで旅行会社を通じた手配でも、自由なプランでエコノミーに行くことはできる」
(ブログ「トルクメニスタンに行こう」より引用)
とのことです。
以上のことから、トルクメニスタンに初めて行く場合には中央アジア方面に詳しい旅行代理店を利用するのが良いのではないかと思います。
たとえば「クラブツーリズム」ではトルクメニスタンとお隣のウズベキスタンをまわるツアーがいくつかあります。
また次の代理店でトルクメニスタン旅行を企画しています。
トルクメニスタン旅行で注意すべき点
トルクメニスタンに入国してから注意すべき点をいくつかピックアップしました。
・露出度の高い服は避ける
・夏は昼と夜の気温差が激しい
・政府施設・軍施設,警察官等の写真やビデオ撮影を行わない
・街行く人を写真に撮る時には必ず本人の了解を取る
また入国の際には「入国時に$1000以上を所持の場合は税関申請が必要」で、「アルコール類の持込み:1人1リットルまで。たばこの持込み:1人2箱まで」です。
特に屋外での喫煙は法律で禁止していますので注意しましょう。違反すると罰金が取られます。また、街行く人を写真に撮る時にも勝手に撮るのはNGで、本人の許可を取ってからが基本です。
なおトルクメニスタンはイスラム教の国なので、男女ともに露出度の高い服は避けるようにしましょう。(女性のミニスカートはNGです)
トルクメニスタンの治安
気になるトルクメニスタンの治安ですが、外務省の「海外安全ページ」を見ると現時点(2024年4月5日)で首都アシガバットを含め危険レベルは「レベル1」=十分注意してくださいです。
なお欧米やオーストラリアなどの国は「危険レベル」というラベルづけはなされていません。
それに比べてトルクメニスタンは「レベル1」なので若干注意が必要なようです。
また、隣国アフガニスタンとの国境付近は国際テロ組織や外国人武装勢力が活発に活動を継続しているため、不要不急の渡航は止めるよう勧告が出ています。(危険「レベル2」)
少し情報が古いのですが、令和2年に発表された在トルクメニスタンの日本国大使館の「在留邦人のための 安全の手引き」によると、次のような記載があります。
全般的に体感治安は安定しており,重大な犯罪はほとんど見られません,軽犯罪については置き引き等が発生しているとの情報に接しており,必ずしも安全とは言い切れない状況も見られます。
以上のことから、首都をはじめ都市部や人通りが多い所を歩く分にはそれほど神経質になることはなさそうです。
もっともガイド付きのツァーであれば、ある程度安心ではないでしょうか。
トルクメニスタンに行った人の口コミ
実際トルクメニスタンに行った人の口コミをいくつか拾ってみました。
去年いったトルクメニスタンのアシガバード🇹🇲わけわからん国だったけどめちゃ楽しかったなああああ pic.twitter.com/L63ckjQYB1
— YSK_ぺぺぺへぺぺへぺぺべぺぺ (@peperoncino1115) April 8, 2024
3月下旬から中央アジアの秘境、不思議の国トルクメニスタンへ行ってきたよ。Hasselbladまで持ち出してひさしぶりに完全無双の旅した。 pic.twitter.com/rmzPc4daaN
— 6151 (@besidecoffee) April 12, 2024
かつてトルクメニスタンには数本当に偉大な帝国があった。ホラズムは中国征服を目論むほど強大だった。
中国へのアクセスを得るためにチンギス・カンと戦争を始めたのですが、もし内部紛争がなければ、ホラズム帝国は人類史上最大の帝国を最初の段階で終わらせたでしょう。 pic.twitter.com/zGrGDa95Ce
— ✈️🇹🇲トルクメニスタン地獄の門・旅行 (@DarvazaTravel) April 10, 2024
そんなトルクメニスタンではホームステイを体験しました。おそらく日本人ではめちゃくちゃ珍しいのでは。イランから入国して連絡手段も全くない中、たくさんの人に助けてもらってホームステイ先まで行ったなぁ。トルクメ滞在中、全部ホストのアマンさんが案内してくれてご馳走までしてくれました。 pic.twitter.com/VX2xpqv2QR
— 旅丸sho🎒旅する経営者 (@tabimarusho) April 8, 2024
日本の最強のパスポートを持ってしても、渡航難易度が高めな国で未知の国とも呼ばれる『トルクメニスタン』是非一度見てほしいのが『地獄の門』と呼ばれる場所。砂漠の真ん中に炎が燃えさかる穴があり、まさに地獄への入り口のような雰囲気。ブロリーが地球滅ぼしにきたみたいな写真が撮れる。 pic.twitter.com/uzMKAjgTzI
— 旅丸sho🎒旅する経営者 (@tabimarusho) April 8, 2024
クレイジージャーニーでやってるけど、トルクメニスタンの首都のアシガバードはほんと真っ白だしニヤゾフだらけだし金ピカだしとても突っ込みどころしか無い街でした🇹🇲 pic.twitter.com/4EltTe33xG
— YSK_ぺぺぺへぺぺへぺぺべぺぺ (@peperoncino1115) April 8, 2024
トルクメニスタンのカフェで出逢った仔猫、隣で珈琲を飲んでいても微動だにせず。多幸。 pic.twitter.com/cpqSs0e8em
— 6151 (@besidecoffee) April 12, 2024
トルクメニスタン・ウズベキスタンツァーあり!
「クラブツーリズム」
まとめ
この記事では「トルクメニスタン」ってどんな国なのか、自由に観光できるのか、またどうやっていくのか・治安はどうなのか?ということについて調べてみたことをまとめました。
トルクメニスタンは全面的な自由旅行はできませんので、あらかじめ旅行会社を通して飛行機や宿泊など手配してもらうことが必要です。
また全面禁煙や治安についても若干注意することがあります。しかしそれらを守れば、ひととりの観光は楽しむことができそうです。
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